フェイスブックからの通知が来ました。
「Kim HyunJoongキム・ヒョンジュンさんがあなたをフォローしました。」
↑ な、ことが、あるわけ無いやん。
アジアの大スターのキム・ヒョンジュンさんが、一般ピープルの私をフォローするなんて ありえへん。
フェイスブックは、某所の勉強会の為に たま~に使ってるだけやし。
そんなことを一瞬、思って、仕事に戻ったけど、スマホは、ピコンピコン、鳴り続けてました。
「ぷくぷくさん、スマホ、良く鳴ってますね。」
昼休みに、声をかけてくれたんは、若い職員のМさん。
「フェイスブックから急に通知が来て。ピコンピコン言うねん。困るわ。フェイスブックは、お勉強したいことがあって、その先生の会に入ってるだけなんやけど。」
「見て良いですか?」
「ありがとう。助けて。」
「この先生のグループに入ってるんですね?」
「そうなん。これは大事なの。」
「そのキムなんとかさんが、ぷくぷくさんをフォローしたんで、話しましょうと、メッセージが来てるんですよ。このアイコンの写真に心当たりはありますか?」
「このアイコンは、スターさんやけど。」
「キム・ヒョンジュンさんは、韓国、いや、アジアの大スターでね。SS501って5人組のアイドルだったのね。歌って踊ってね、それはそれは素敵な5人だったのよぉ。あ、ドラマもね! キム・ヒョンジュンさんが出た花より男子に 夢中になったのよ。はぁ、お美しいお人やのよお。」
リダ、ことキム・ヒョンジュンさんの歌声やお顔を思いつつ、うっとりしちゃう私。
「目が♥になってるとこ、すいませんけど、現実に戻ってください。」
「はい、はい。ごめんなさい。おばちゃんはすぐ脱線しちゃうわね。」
彼女にスマホを見てもらってるあいだにも、次々と、メッセージが、届きます。
「なんのこっちや?言うてることがようわからん。多分翻訳機使ってるんですね。」
「この人、いくつか投稿とかしてますね。写真も載ってますね。」
「写真は、御本人やなあ。ヒョンジュンさんは、現在は、ソロでご活躍なのよ。」
「ん~~?フォロワーが、200人台。この人、有名人なんですよね?」
「とっても人気のあるお人よ。」
「じゃこんなにフォロワーが少ないわけ、あれへんですよね?と、なると、これは、怪しいですね。」
「直接話しましょうなんて、益々、怪しい。」
「いきなり、ビデオ通話する大スターはおらんよね。気持ちわるいわ。」
「なりすまし?かもですよ。ブロックしたほうが良いかも。」
「してくれる?」
同僚ちゃん、ブロックしてくれました。彼女が神。ありがとう。
「友達かも?が沢山きてますよ。殆ど外国人。閲覧した記事や友達の友達の知り合いとかからでも、来るんですよ。これも整理しましょう。」
何語かわからんお名前の方がずらりと並んでました。外国の方にはお知り合いはいないわ。削除、削除。
「知り合いかも、を、ブロックしたら早いですよ。」
機械に弱い私に、何から何までしてくれて、ありがとうございます。
おかげでピコンピコン鳴らなくなって、スッキリ!しました。
若いお人が助けてくれる、ありがたいです。私にできることは何でしよう。
機械にもネットにも弱い私だけど、別の形で恩返しできたらなあ。お役に立てたら良いなと思います。
さて、リダ、ことキム・ヒョンジュンさん。
ご結婚、お子さんのお誕生おめでとうございます。益々お幸せでいてくださいね。 これからも心に沁みる歌を聞かせてください。日本の片隅で御活躍をお祈りしています。