こんにちは。ご訪問ありがとうございます、ぷくままです


今回は権力って?というお話です


タクシー配車のお仕事してますと、テレビ局の人やタレントさん、プロスポーツ選手などの有名人の方とも電話でお話することも多くあります


タクシーの予約のお電話だったり、今から乗りたいというお電話なので、用件をさっと伺って終わりなのですが、


こういう時に、ふと本性を垣間見るんですよね


タクシーに乗ってもテレビと同じ柔らかい物腰で感じの良い方もいれば、

オレ知らんと?テレビ出とるんやけど?という横柄な雰囲気で話す、ギャップの大きい方もいます(そういう人に限って1番組くらいしか見かけない)


コンビのタレントさんでも、

一人はすっごく感じが良くて運転手さんにも人気なのに

相方さんはかなり横柄で、運転手さんも仕方なくお迎えに行くことになる(今は他社さんにのりかえられたらしいので、ホッとしてます)


人に見られる緊張感のあるお仕事は大変かもしれませんが、

悪態をつく人物であれば、有名人である事など関係なく、こちらでは注意事項がつく



お医者さんの場合もそうですね


混んでいてお迎えに時間がかかる状況でも、

「待っとくけん、大丈夫よ〜」「おたくも大変だねえ」と言ってくださる先生が大半ですが


「その順番待ち、一番目にもってこれんと?」という、かなり横着な口調の医者もいます

もちろん「お電話の順番にお手配しますのでお待ち下さい」と答えますが。

博多弁でこの時の心境を表現するなら、『(医者)だけん、何ね?』といったところですかね


内科と老人ホームが一緒になっていて、綺麗な建物ですが、中身はろくでもないなあと思ってしまいます


この方は製薬会社にいるから迎えに来て、という電話も多い

製薬会社もその時その時で違うので色んな会社から相当接待を受けているんでしょうね


以前、寿司割烹で働いていた時に、製薬会社の営業さん達から、手土産としての豪華なお弁当の注文が頻繁にありました

自社の薬を病院で使ってもらうため、医者を会社に招いてプレゼンしながら食べてもらうとか、またはお土産として渡すとかで豪華なお弁当を準備してるんです

医者のほうは各社のお弁当の中でも一番豪華、高価だった会社の薬を病院に取り入れるので、製薬会社はお弁当にしのぎを削るわけです

10年前くらいからそういった実態はおかしい、と話題になり、

お弁当の価格に上限が設けられました

製薬会社はそれに従わなくてはいけません

すると、上限の価格に限りなく近い価格で内容豊かなオリジナルのお弁当をオーダーできないか、と相談してくるようになりました


医者も製薬会社の営業も、

だーれも患者さんのことを思ってないのかな、と感じてしまいます

営業成績を上げたい人と、

すり寄ってくる人から持ち上げられてオイシイ思いをしてるだけの人


こんな人達にお世話になりたくないなあ

世の中みんな、おかげさまで仕事ができてると思うんだけどなあ


こんな驕った人物像の頂点みたいな、某県知事さんが連日ニュースを賑わせてますが


権力って、何なんですかね?