こんにちは。ご訪問ありがとうございます、ぷくままです。


今回はよくあるご相談シリーズの家庭編の初回です


【子供が将来どんな道に進みたいのかが、わかりません。何度聞いても怒って部屋に引っ込んでしまうし、かと言って勉強している様子もありません】


やきもきしちゃいますよね


心配ですよね


将来の夢によってはお金もたくさんかかるかもしれない

何かのプロになろうとすると、部活だけでは足りないかもしれない

習い事をプラスアルファでさせないとついていけなかったり

名門の予備校行かせたほうがいいかもしれない

進路によっては大学を6年とか、大学院まで行くのかもしれない


親としては健康に気を配りながら一生懸命働いて、とにかく子供を社会に送り出さなきゃ

それまでの費用を早く計算しておきたい

場合によっては転職しなきゃ、パートでなくて社員で働かなきゃかも

 


我が家も二人の子供がこの春社会人になりましたのでお気持ちはよーくわかります!


我が家の場合どうだったかと言いますと

『あんたどーすんのー?』とたまーに聞いてたくらいで、具体的かつ即答は求めませんでした


親御さんも、ご自身が子供の頃のことを思い出されるとお分かりになると思いますが

私たち、今の子供達よりぼうっと生きてませんでした?


今の子供達のほうが色々考えてますよ

当時とは環境違ってSNSとかありますから色んな人に相談もできるし、調べることもできる

偽情報が多いことも分かってる


色々シュミレーションして、頭の中で練り上げてるところに、

「あんた、どうするの?何になりたいの?何を勉強したいの?家を出るの?家から通うの?何考えてるの?何か言いなさいよ!」

矢継ぎ早にバンバン質問してたら、子供さんも

『あー、うるさい!』

そりゃ部屋にこもりますよね


なので、自分から言ってきてくれるまで待ちましょう!


追いかけっこの法則なんですよ、これ、恋愛と同じ


追いかけられると逃げたくなるけど、

追いかけても来なくなると、『あれ?』と思って自分に注意を引きつけるべくみずから寄っていく


どんなに大人びた子供でも、親の経済力のもとで生きてますから、何事にも親の力なしでは実現しないことも知ってます

「こういう道に行きたいんだけど、」と話してくれるまで、それが願書の提出ギリギリになるかもしれませんけど、待ってあげるのが一番だと思います


実際に

【ホントは○○になりたかったのに、お母さんに言われたからこの学校行った、全然楽しくなかった、勉強にならなかった、やる気がなくなった、何をしても(気持ちがのらないから)うまくいかない、友達ともうまくいかない、人生失敗した、自分がこんなに落ちぶれたのはお母さんのせいだ、て言われたんです】

こういうケースも多いです


手を引っ張ってリードするより、背中を押してあげたほうが世界も広いし可能性も無限大


そして子供さんが決めたことを全否定しない

家庭環境とか経済的なこととか、完全に実現が難しいこともあると思いますが、かなり近い路線で対応はできるはず

そして社会に出た時に今言ってる事と全然違う仕事についていてもいい、それを怒ったりしないことだと思います



私自身もそうでした

私は中学の時も高校の時も、なりたいものはハッキリしてなくて

大学行って、色んな資格をとってもその先にはあまり興味はなく。


結局、たくさんの人と接するのが楽しいと思い紳士服の大手の量販店で総合職につきました

母の友人には

「あなた、大学まで出てそんな仕事、」と言われましたが、親世代が考える『いい仕事』が正解とは限らない


繊維の世界、染色の世界、デザインの歴史、日本人の体型、補正の世界、体の可動域、ディスプレイの世界、照明による褪色、好まれる価格帯、

どれもこれも授業よりはるかに面白くて仕方なかったですね

社会に出てからの勉強のほうが充実してます


児童・生徒・学生のうちはあくまでも基礎知識でしかない

大学3年の時にカナダに語学研修に2ヶ月行き

中学英語までをだいたいマスターできていれば、世界のどこに行っても生きていけるもんだと知った時は衝撃でした

高校や大学で学んだ英語は何やったん?て感じでしたよ


本人が時間かけて出した結論ならすぐには投げ出さないし、うまくいかなくても人のせいにもしない

だから、待ってあげましょう!


長くなりました、お付き合いいただきありがとうございました。