こんにちは。ご訪問ありがとうございます、ぷくままです。
今日は
【日頃の行い】の話です
日頃の行いが良ければ、ちょっとしたピンチでも絶妙なタイミングで回避できたり、思いがけず幸運に恵まれたりする
これはホントにあるよね〜、と職場ではよく話題になります
タクシーの配車センターとしては、お電話いただくお客様というのは、わざわざウチの会社をご指名下さってるので、路上で手をあげるお客様よりは優先させたい思いがあります
無線配車というのは、電話で受付したお客様情報をセンターから車にオーダーを飛ばして行う配車のこと
運転手さんが引き受けてくださると、了解サインが返ってきます
ところが、無線の通信状態が良くなかったり、残念ながら無線配車を受けてくださらないケースもあります
無線配車のお客様は地元だから短距離だろう、という根拠のない憶測
手っ取り早く流しを拾おう、と思われるようです
流しで乗られた方が必ずしも長距離とは限らないんですが、そこも根拠のない憶測ですよね
というわけで、今回は
【運転手さんにとっての日頃の行い】編
地元密着スローガンのウチの会社
短距離だろうが、チリも積もれば山となります
街中に長距離狙いで走って行って、中洲や天神のタクシー乗り場で列を作ってお客様待つよりも
地元で短距離でも、無線配車を次から次に引き受けて絶えずお客様が乗られて降りられてを繰り返すほうが、結果売上になる
トップのほうの成績優秀な運転手さん達は
月に半分の出勤、一日8時間くらいの勤務で百数十万を売り上げて、その6割がお給料になる
そしてその皆さんがそろっておっしゃるのが
「無線をとるほど売上になる、空車で流す間がない」
これですよ、ハイ。
地元に愛されて、配車センターでも信頼されて、収入に結びつきますからね
そして日頃の行い、ですが
この積み重ねのおかげで、無線配車も大口のオーダーを回してもらえる対象になるわけです
『もうすぐ百道浜から太宰府まで行く予約のA様の車を出さないかんねえ。○○さん(運転手さん)に行けるかどうか、聞いてみようかね」
「そうやね、○○さんはいつも仕事の選り好みしないし、燃料大丈夫なら行ってもらおうかね」
こんな会話が配車係の間でやり取りされるのです
また、短距離で乗られたお客様でも、実は運転手さんの態度をしっかり観察していて、気に入られると次からご指名が入るケースも多いです
福岡市から山口県へ定期的に行かれるお客様が、初めて短距離で乗った時に嫌な顔ひとつせずに丁寧に対応した運転手さんを気に入って、毎回ご指名されるようになったケースもあります
ベテラン運転手さんが、新米の運転手さんに
「無線は取らないほうがいい、街中で流しのほうがオイシイよ」などと休憩所で話しているのを耳にすることがありますが
騙されてはいけません
自分より良い成績を出されたら嫌だから言ってるだけです
ホントにオイシイ地域や時間帯は教えてくれません
そしてそんな発言が出る運転手さん、成績上位でもありませんから、ご注意を。
ちなみに私は社内では幸運の女神らしく
ぷくままさんは大きいの引くよねー!
よく言われます
私が受けた電話、なぜか長距離多いのです
中央区地行から佐賀市
早良区百道浜から久留米市
早良区西新から飯塚市
早良区西新から北九州市若松区
南区皿山から福岡県京都郡苅田町
西区姪の浜から熊本県八代市
西区生の松原から長崎県佐世保市
これらは電話で私が受付したもの(まだほんの一部)ですので、無線配車されるわけです
ね、無線配車、侮れませんよね
普段から無線に協力的な運転手さんは、こういうお仕事が回ってくるわけです
そして手配を始める絶妙なタイミングで、その車が空車になってるのです
ほかの、普段あまり無線を取らない車が近くにいたとしても、その運転手さんが日頃無線を取らない習慣があるおかげで、いつものようにオーダーを開かずに一定時間無視してしまい、せっかくのオーダーはやはり真面目にお仕事してくれる運転手さんのところへ転送されてしまう
これはホントに不思議です
配車センターでその手配を取りながら、
やっぱりこうなるんよねー、日頃の行いやんねー、
と話してます
次回は同じ日頃の行いでも、お客様編をお送りいたします、どうぞお楽しみに。