グレーゾーン | ぷくまま(一志宝縁いっしほうえん)のブログ 生きてるってありがたい!

ぷくまま(一志宝縁いっしほうえん)のブログ 生きてるってありがたい!

レム睡眠時行動障害と付き合いながらマスターズ競泳もやり、子育てと家事はテキトーな、タクシー配車オペレーター 兼スピリチュアル占い師母ちゃんの毎日。

こんばんは。ご訪問ありがとうございます、ぷくままです(*^^*)

今日はすごくナーバスなお話です。

私の表現に語弊があったり、不愉快な思いをされる方がいらっしゃいましたら申し訳ありません、口下手ですのでどうぞご了承くださいませ。

先月、学校や役所などで子供のカウンセリングや子育ての相談員をしている友達三人とお茶する機会がありまして、「グレーゾーンの子供が多い」という話をされて、考えさせられました。

見た目は全くの健常者
学力的にも勉強にはついていける

しかし

空気が読めない
自分の感情表現のコントロールができない、
やりたいことを押し通す
マナーが守れない

気遣いができないから相手にとっては入ってきてほしくないプライベートなところに、ズンズン入ってくる


あれ、少し違うのね
情緒のハンディキャップなんだね


周りに理解が必要


やってはいけない事はその場で諭したり、すすんでやってくれそうな役割を託したりのフォローが必要

子供同士の間はもちろん、親同士の間でも理解がないといけない


しかし
不理解な子供
不理解な親がいると
いじめなんかが起きる

「けしからん話ですが、解決方法もある」


県外に住んでいて、そこの地域の相談員をしている友達はこう話していました。


解決できるかどうかは、実は親が鍵を握っていて

子供のハンディキャップに目をそらさずに向き合っている家庭は、親が周りの親にも子供にもきちんと話をしていて、
我が子にできない事や苦手な事がある事をちゃんと認めていて、でも、その子の輝く部分にも光が当たるようにする努力をしている。親子共に肩に力も入っていない。「普通」というものにこだわっていない
だから周囲ともうまくいっている
そう言うのです



周りに
お願いだからうちの子と仲良くしてね、助けてねとは言わないのだそう。


ハンディキャップの有無に関わらず

人には合う人、合わない人がいる

万人と仲良くできる人なんていないし、
コミュニティの中でうまくやろうと思ったら、多少の折り合いがないといけない
自分の事ばかり主張して自分に相手を合わせさせるような人だとみんなが敬遠する

それが単なるワガママな性格から来てるのか
ハンディキャップによるものか

ハンディキャップをもつお子さんの親御さんのほうが

それを見分ける事ができにくい、と学校で相談員をしている別の友達は言います
毎日一緒にいると、我が子を見ていても子供はみんなこんなものだと思うからなのだとか


学校では特別支援学級と普通学級のどちらに身をおくべきかで判断に困る
トラブルが起こるたび
周りの人も含めどう向き合うかを話し合おうと
親御さんに連絡すると

うちの子に限ってハンディキャップがある訳がない!落ち着きがない性格なだけだ!

と話し合いに参加するのを拒否される

結果お子さんはトラブルが続き
親御さんは「子供の事実を受け入れることができない親だ」と噂されたりする

または
うちの子かわいそう!うちの子かわいそう!みんな意地悪だわ!うちの子は普通なのに!とお子さんを守る事だけに必死になっている親もいると言います


相談員やカウンセラーをしている友達が私を呼び出して話をしたのには理由があり
そういったハンディキャップは人相でわかるものなのか?という質問をするためのようでした

人相というのは全く関係ないというのが私の見解

人相というより表情に現れるものだと思うので
人相に出るの?という質問は偏見ではないかと思いました


相談員の友達が勤める学校では
中学卒業まで毎日お母さんがお子さんの登下校に付き添ったけれど
それを周りと少し違うとは親子は微塵も思わなかったそうで
今もお子さんのハンディキャップを親御さんは認めておられないとか




一般に親は子供より先立つ、という事を考えたら

守るだけでなく、その子ができるやり方で、周りとうまくやる方法、生き方を教えたり導いたりしておかないといけない、と話していました

お体のどこかに不自由なところがある方と違って

精神的なハンディキャップをもつお子さんの場合は
親御さんがハンディキャップであると受け入れて育てた方が結果社会性を育むのだそう

うちは違う、これは性格だからと言っているけれど明らかにコミュニケーションの面でトラブルが多いお子さんをグレーゾーンと言うのだそうです

異業種交流会でお会いした理学療法師の方も、学校では対応できないグレーゾーンがとても多くなっているんですとお話されていました

彼女達の話を聞きながら

そもそも
学校でのあらゆるタイプの子供に対する対応策自体がすでに時代おくれになっているんじゃないかと感じたのでした

個がそれぞれに合った世界を見つけられなくてのびのび生きられないから
悩んで悩んで鑑定にもお客様がおみえになる

もっと強く生きやすい世の中になるように、みんなで努力しないといけないんだなぁと思うと頭が痛くなりそうなくらい難しく感じた単細胞ぷくままでした。