恋愛や夫婦関係は
思い描いていたとおりに進むとは
限らない


予測もつかないタイミングで
子どもを授かったり
かと思えば
授かることさえ望めなかったり


1度は愛を誓い合った相手を
思わぬ形で裏切ったり
裏切られたり


まさかと思うような
落とし穴は
そこかしこに転がっている


ぷぅーこも
長年付き合っていた
結婚目前の彼に女がいて
隠し子が2人もいたと知ったとき
ショックがあまりにも大きくて
どうしていいのかわからなかった
そして
その怒りの矛先が
浮気した男でもなく
彼女がいると分かっていながら
近づいてきた女でもなく
女の
子どもたちに向かっていき
許せなかったことが
あった


ひどい女よね


ひどいのは股間のだらしない
男のほうなのに
結婚の準備に浮かれていた
幸せ大絶頂のぷぅーこを裏切った
彼自身だったのに


子どもさえいなければ
この子たちさえ産まれてこなければ
呪いの呪文のように
考えていた


一瞬でも
そんなふうに思ったことは
このあとぷぅーこを
ずいぶん苦しめました


だってそうよね
子どもたちには全然
罪がないものーーーーっ


最初に
別れを告げて
その場を去ったのは
ぷぅーこでした


その後


夫の福ちゃんと
巡り合うんだけど


ここでも、またもや
子どものことで悩まされるハメに…



ぷぅーこ



妊娠は可能なのだが
産めない



度重なる3度の死産で
恐怖と悲痛に襲われたことと
処置後に身体がなかなか
本調子に戻らなかったこと
さらに
年齢の壁にぶつかって
体力的な部分で
断念しなくてはならなくなった…




性別がわかったあとなので

本来なら

こんな家族になっていたハズ




現実は厳しかった




子どものことで
福ちゃんを想うと
別れた彼を思い出す



彼はぷぅーこと別れたあと
一家団欒
幸せになれたのだろうか
引き際にストーカーのように
別れるのを拒否して
しがみついていたけど
ぷぅーこといても
子宝には恵まれなかったのだから
彼の浮気も
あながち間違えではなく
正解だったのかも


子どもが
好きなひとだったからなぁ
ほんと
明らかになったのが
籍を入れる2ヶ月前で良かった


彼とは
たとえ結婚していても
子どもを理由に浮気をされて
別れていたと思う


あんなにも
愛したひとだったのに


あんなにも
別れが苦しくて泣いたのに


心がないと素直に
幸せになって欲しいって
思えるんだよね


少し笑える


もはや
浮気野郎には未練はない



でも
福ちゃんはどうなんだろう



子どもはあまり
好きではなさそうなのだが
自分の子は
特別に可愛がるような
タイプである


養子縁組みの話をすると


縁があって
身内や知人から
引き取るならともかく
施設から養子縁組みをしてまでは
必要ないと話す
福ちゃん



夫婦ふたりで
楽しくやっていこ



しかし



ぷぅーこは
養子縁組みが可能ならしたかった
子どもとの縁なんて
そんなそこらに
簡単に
転がっているもんじゃあない
ぷぅーこの両親も
それには賛成だった



それを



息子が
一生懸命稼いだお金を
なんだと思っているのムカムカ
あなたや他人の子が
好き勝手に奪うだなんて
言語道断ムキー


そんな
義母の怒りの大反対もあって
養子縁組みは
叶わなくなってしまった



いや…
わかるょ…


誰だって1番は
血を分けた
実子がよいに決まっている


追い討ちをかけるように
義母が



子供が産めない女に
結婚する資格はない


専業主婦の資格もない
働いてお金をいれろ


息子はハズレを
引かされた



老後はどうする?
嫁も婿もとれないなんて
私の息子が
あなたを介護するの?
そんなの可哀想ーーーー
こんな奥さんもつと
きっと
長生きしたくなくなる


と言ってきたので
福ちゃん大激怒



義母は
ぷぅーこのママンが危篤のとき
毎日、病棟に駆けつける
ぷぅーこに対して
ほったらかしにされて
私のほうが
寂しさで孤独死する
そんなふうに
言ってきたひとだ


腹が立って



嫁に来たら親が危篤でも
会いに行けないのか?



そう言ったら



私は行かなかった


と、義母


義父は決して行くなという
タイプの人ではない
それに
義父の両親は早くに亡くなっており
義母を引き留める人もいない



親戚付き合いが苦手だし
子どもの育て方を
あーだこーだ言われたら嫌だし
親には会いたいけど
他人から
アレしてコレしてと頼まれるのも
めんどうだ
義母の独断でそうしたのだ


専業主婦で時間があったのに
お見舞いにも行かず
看取りもせず
お葬式も
始まる直前に遅れないよう出向き
終わるとそそくさ帰ってきたらしい


それを


私も我慢したのだから
あなたも我慢したら?



そんなふうに言われて
仁王立ちされても
従う気になんてさらさらならなかった


義母を振り払い
病院へ走った


そんな勝手な行動にでた
嫁に腹を立てて
帰宅してきた福ちゃんに愚痴を
ぶちかました義母


黙れ‼️
俺が行けって言った
俺も
仕事が終わったら行く
行きたい
ぷぅーこと
一緒に見守るつもりだ


と、福ちゃん


↑↑↑
念のためママンは生きてます



溺愛する息子に楯突かれ
呆れられ
おとなしくなった


のちのち
このときの福ちゃんのことを
義母は
ほんとにあの子は優しい子に育った
さすが私の子だけあると
気色悪いぐらいベタ褒めしていた
チーン


最近の義母


福ちゃんにバレないよう
作戦をかえ
福ちゃんの留守を狙って
アポイントなしに
義父を従え我が家に来ては


子供を作れ
福ちゃん可哀想~


と、しつこい


しばらく徘徊して
クローゼットの中身や
引き出しをチェックしていく



もういいかげん
辟易するムカムカ


前々なら
ぷぅーこ側にも余裕があったから
うまく立ち回れたのだけど
今は
自分の耳鳴りやめまいのこともあるし
気持ちの上で
うまく立ち回れない時がある



結構ウザイんだよーーーーっおーっ!



たまに
あのクチを洗濯ばさみで
はさんでやろうかと
思う



同じ女やねんから
いい加減
気持ちを察してそろそろ
諦めてやーー
もう
50だよ



慣れたとはいえ
うんざりな1日でした


うんざりしながらも
義母とは
かなり仲良くやってます



今は
軽度の認知症もあってか
罪の意識か
幻聴のなかの義母(義父の母)
福ちゃんの父方のおばあちゃんから
猛攻撃を受けているみたいです


1度も会ったことないのにね


パンを食べようとしたら
息子のお金で買ったパン
食べるな


掃除で疲れてひと休みしようとしたら
息子が働いているのに
座るな



義母が寒いと
ストーブをつけようとしたら
電気は
もったいないから
つけるな


お前の行動を
常に見張っているからな


そんなふうに
幻視や幻聴から
しつこくネチネチ言われるそうだ


後に堪忍袋がぶちギレて
別居することになるのだが
同居中
真冬なのに福ちゃんが帰宅するまで
小さな電気ストーブしか
許可されなかったぷぅーこ
3時半に部屋の
シャッターを下ろさねばならないため
↑↑↑
意味不明な義母ルール
こんな細かいのがたくさんある
暗闇に電気ストーブの赤色だけと
かなりカオスな状態だった


息苦しいと
近所のカフェに出掛ければ


出掛けた時間と
帰宅した時間
服装や持って出たカバンや小物まで
細かく
ノートに記録され


戻ると
いつの間にか
部屋の中の私物を触られた形跡が
ちらほら



まるで
同居しているときに
義母が
ぷぅーこに言っていた言葉や
やって来たことのよう



毎日
こんなふうに攻撃されて
頭がおかしくなる



嘆く義母…



それは
そっくりそのまま
ぷぅーこが言いたかったよ…
チーン



認知症になる前から
奇抜なことを
やったり言ったりするひとだったので
認知症になったからといって
発言や行動が特別奇抜になったと
思うことはない


むしろ義母自身が
自分の分身のような幻聴に攻撃され
ぷぅーこに向かわなくなったぶん
やりやすくなった


おかしな話し
ぷぅーこもやられていたから
義母の悩みに同調すら
できるのだ
ゲラゲラ


義父母の悪口は
ブログのなかだけに納めているので
長いし
読んで気を悪くした方には
申し訳ない


うっぷんを吐き出して
少しスッキリした
ぷぅーこです


これで
またしばらく頑張れます