昨日は天気こそ良いものの、風は冷たく、それでも久々の青空にウキウキしながら出かけました。

一宮さまのインスタで、ヤマザクラの開花のお知らせがあっていたので、さっそく行ってみることに。

ソメイヨシノはまだまだのようですが、一宮さまのこちらの桜はいつも一番に咲いて、他の桜が満開の頃にはすっかり散ってしまいます(;´∀｀)

というわけで、久々のスタバで桜ドーナツを♡

予定通り、和布刈様へ参拝できました。両親の名前が刻まれた慰霊碑へ祈りを捧げます。

今朝方湧いてきた思いが、私にしては珍しく（初めてか？）両親への感謝でした。

それは「学ばせてくれてありがとう」という思い。

もちろん、育ててもらうに際して両親の努力や苦労はあったことと思いますが

母からは「あれもしてやった、これもしてやった、こんなに苦労した、感謝しろ」と押し付けがましく言われてきたので

とてもじゃないけど心から感謝する、ということはなかったのです。

いつも「そんな話聞きたくなかった」「言わなければいいのに」と感じていた。

今までも分かっていたけれど、改めて自覚したのが「親ではなかった」ということ。人は子供を産んだからといって親になるわけではなくて。父も、妹も弟も早く亡くなってしまったので、二人とも末っ子として、ひたすら甘やかされて育った、という共通点の元で、私はずっと物心ついた頃から両親の話を何時間も聞かされていて。何なら、父が話し終わった後、「お父さんはああ言ってるけど」と父の愚痴をまた延々と聞かされるなんてことも。

そこで思ったのが、そんな「子供」はいないと(;・∀・)

自分の子供が、黙って親の話を何時間も（親の気が済むまで）聞くなんてことは考えられない。恐らく一般的に、子供というものは、親の話なんて聞かない！親の言う事は聞かないけど、やってることはその通りにやる(;´∀｀)

私はまるで、子供が親に逐一報告するように何でもかんでも話してくる、親の話を聞いてあげていて。

その情報量と整理でいっぱいいっぱいで。そして自分の話を聞いてもらった記憶がほとんど無くて。

「ヘンな子供」だったことは確かですが、親が親でないと子供が子供でいられないのだな、と思う。

そういう意味で、特に母親には「こんな風になりたくない」「なってはいけない」という強い思いを植え付けられた、という点で反面教師として感謝する、という気持ちになったというわけです。

そして、反面教師に教えられた通りに？母親とは全く違った考え方、感性を持つようになって、真逆の人生を歩むようになった、というわけです。これはもう、最強の反面教師に感謝しかありません(◎_◎;)

そこにまつわる課題、弊害も少なからずあるわけですが、それでも自分で解決していく力を得ることができたという点では

自分の置かれた環境に本当に感謝の思いです。

それだけ、今の自分に満足している、自分の人生に悔いが無い、という点では

反面教師様に大感謝！！となった、という次第でございます(;´∀｀)

父についてはまた別の機会に書くことができればと思いますが、同じような状況から出発して似たような2人の大きな違い、についても実に興味深いと思ったし、それが私の心の成長に大きく貢献してくれたと思うし、今でも父は私の誇りで大好きな存在でもありますね。なので、父はそのまま「教師」であり、仲間であり、親友であった、とそんな気がしています。