ほしおさなえさんの『紙屋ふじさき記念館』を読み始めました。シリーズで6冊出ているようですが、私はまだ2冊目を読み終えたところです。
大学生の百花が、叔母の案内で訪れた「紙屋ふじさき記念館」。たくさんの和紙が展示されているのに、館長さんは愛想もなく、来館者もほとんどない。そんな記念館で百花がバイトをすることになり…
この物語には百花の発案で作った紙小物が出てくるのですが、それがとてもステキで実物を見てみたい!手に取ってみたい!ほしい!と毎回思ってしまうんです。
今日は本を読んで知った「蝋引き」に挑戦してみました。
①ろうそくを細かく削ります。
茶漉しやザルでいいようですが、百均で粉ふるいしか見つけられなかったので、私は粉ふるいで。かなり細かくなりすぎて、削る時間もかかるので、あまりおすすめしません
②クッキングシートを2つ折りにして、削ったろうを挟み、アイロンで溶かします。
③アイロンの熱でろうが溶けたら、クッキングシートをめくり、蝋引きしたい紙を挟んで、アイロンをあてます。
⑤ろうが乾くと完成です。
本を貸してくれた友達にプレゼントしたくて、ラッピングしてみました。
英字新聞で袋を作って蝋引きしたり、かわいい紙袋(安野光雅記念館)や和紙っぽいラッピング紙を切って蝋引きしたものは、紐をつけてしおり🔖にしました。
ラミネートほどしっかりはしてないけど、つるんとして、くしゃくしゃにすると白いスジが入るのもまた味があっていい感じです
学校司書をしてた頃は、しおりを大量生産していたなーと懐かしく思いました。
何かを作るって、とっても楽しい
快く本を貸してくれた、友達にも感謝です。
ほしおさなえさんの本は読むと、とても優しい気持ちになれるので、『紙屋ふじさき記念館』の続刊を読むのも楽しみです。