生まれた時から
年に一度っきりが当たり前だった
祇園祭の山鉾巡行
2014年、大船鉾が待望の復帰を遂げ
巡行の最後を飾る船鉾が増えたことで
元々の祇園祭本来の姿
前祭と後祭の二回に分けて巡行するという形に
戻されました
そんなメモリアルな年となった
2014年 山鉾巡行写真
ブログにしてなかったので初投稿
前祭の山鉾は
四条通河原町通御池通新町通を
反時計回りに巡行
後祭の山鉾は
新町通御池通河原町通四条通を
時計回りに巡行します
大船鉾初の辻回しが観たくて
河原町御池交差点にスタンバイ
後祭の先頭を行くのは
くじ取らず 橋弁慶山
2番目を行くのは
くじ取らず 北観音山
毎年鳴滝から二本届けられる松を
南観音山とクジで良い方を取り合い
屋根の上に飾ります
屋根の上に乗っているのが
電線などの障害を調整する屋根方
祇園囃子を演奏しているのが囃子方
指揮を執る音頭取は
辻回しの時のみ4名に増えます
綱を引っ張って鉾を動かす曳手
車輪について回って
辻回しをサポートする車方
交差点では音頭取が4名になり
辻回しが始まります
総勢1600人の男衆による
祇園祭 山鉾巡行
「えーんやら やー!」の掛け声で
ゆっくりと動き出す北観音山
3番を行くのは八幡山
夫婦円満を象徴するつがいの鳩が
鳥居の上にとまっています
4番は浄妙山
この山にも黒塗りの橋が乗っていますが
平家物語の宇治川の合戦に因んだ山なので
こちらは宇治橋です
5番は鈴鹿山
伊勢の鈴鹿山で人々を苦しめた
悪鬼を退治した説話に因んだ山
6番を行くのは
くじ取らず南観音山
北観音山と比べて
御神体が女性のようだということで
女山とも呼ばれる曳山
山鉾巡行時の女人禁制ルールを
始めて破った山としても有名
この年は女性の囃子方の姿は
目認できなかったけど乗ってたのかな?
後半に続く