千本通りシャッターアートと早朝タイムリープ | 京都はんなりロマンチカ

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早朝の千本中立売

 

昭和36年に撮影された同じ場所の写真

 

方角はおそらく南東で

千本通りを走る市電と

中立売通りを走るチンチン電車がクロスしてた交差点

 

 

電柱で見えにくいけど

北野商店街のシンボル時計台

 

よく見ると、時計の上に『村 木』の文字

 

この時計、ずっと看板で隠されてて

見えなかったんですよね

 

ネットでお借りした画像ですが

時計台の最初の姿

木村時計という時計屋さんだったんですね

 

かつて千本通りは娯楽の街でした

 

最盛期は20軒もあったという映画館と劇場

射的屋、ビリヤード、コリントゲーム(スマートボール)

レストラン、喫茶店、カフェー、ビアホール、バー

映画館や劇場に持ち込むためのお菓子屋やパンを売る店

そして、赤線遊廓だった五番町

 

東京の『銀ブラ』を真似た

『千ブラ』という言葉が使われていた程賑わった街も

市電の廃止と共に徐々に寂れていってしまいました

 

夏にもUPした

抜けられない路地奥にある千本ビリヤード

 

早朝写真

 

早朝、この界隈をウォーキングしてると

シャッターアートが目につきます

 

いつまで残されるかわからないので

記録として写真撮ってきた

 

新しいのもあるけど

レトロファンシーっぽいのもある

 

まだお店やってるのかな?

 

キヨーレオピンは2軒ある

 

NHKの『みんなのうた』とか

『ひらけポンキッキ』の歌に出てきそうな絵

 

ジャングルっぽいの+動物パターンが多いな

 

 

 

 

 

ここで聞けば昔のこと教えてくれそう

 

このお店・・・

 

薄いんですw

 

よくある三角形じゃなく

端から端までめっちゃ薄いんだけど

こんなペラペラの奥行きでよく商売できるなって

通るたびに思う

 

スター食堂があった場所の斜め向かいに

数年前まであった西友

 

今はドラッグストアだけど

 

この西友が建つ前にあったのが

 

千本座という有名な映画館

 

明治に建てられたアールデコのモダンな映画館

 

後に日活が千本座を買い上げ

戦後、千本座から千本日活館と名が変わって

建物も変わった

 

更に昭和38年の閉館

西友になったのはその後かな

 

まだ所々に昭和レトロが残る千本通り

 

1本路地に入ればこんな建物も残ってる

 

古くて大きなステンドグラス

この家のどこに何目的で飾ってたんだろう

 

千本通りのビルとビルの隙間

この奥も怪しい

 

ほら!

 

共同のトイレと水場

 

こんな風に昭和から時代が止まったまんまのエリアが

京都の街中に点在しています

 

次は、西陣京極写真UPするよ