ストリップ劇場デビュー | 京都はんなりロマンチカ

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日々の出来事色々・・・

 

やる気スイッチが逃走して

気付けば二週間以上ぶりのブログ

 

休んでる間に、ずっと行きたいと思っていた

ストリップ劇場ハイヒールデビューしました

 

 

場所は五重塔で有名な東寺の東

 

京都のもう一つの老舗ストリップ劇場

新星DX伏見劇場が廃業して早17年

 

ここが京都に残る

最後のストリップ劇場となってしまいました

 

昭和33年の売防法施行以降

売春の線を越えない風俗業が発展していき

温泉街にはストリップ小屋が付き物だった

 

時は流れ、バーレスクのような

海外から入ってきた豪華なショーを好む人が増え

昔ながらのスタイルで演ってるストリップ劇場は

現在、全国にわずか19ヵ所しか残ってないそうです

 

私自身もアメリカのバーレスクダンサー

ディータ・フォンティースのカクテルショーを

ネットで初めて見た時には一目惚れだったし

何よりああいったショーは女性でも気兼ねなく楽しめるのが良い

 

それに比べて、日本のストリップ劇場は

女性だと入るのにかなり勇気がいる

 

それでもどうしてもこの目で観て

その場の空気を感じてみたいと思ったのは

 

美しくて強い完璧な世界よりも

私が不器用でチープで泥臭い

人間らしい脆さが隠し切れない世界の方にこそ

強く惹かれてしまうタチの人間だから

 

も、伏見劇場も

元は映画を見たりお芝居を見たりする場所として

建てられたそうです

 

まさか京都のシンボル、五重塔の横に

こんな昭和空間が残ってるなんて

観光客は思わないよね

 

 

 

突き当りが大宮通り

 

真正面の写真なんだけど

真ん中の看板に何も書かれてないのが気になって

ストリートビューで昔の写真見たら

 

なるほど

元はネオンサインがついてたのか

 

このネオンが輝いてた頃に見てみたかった

 

ヌード日本一DX 東寺

 

クジャクがいい味出してる

 

料金は男性が6000円で

女性は3000円で入れます

 

学割とシルバー割があり

販売機の他の料金のチケットはよくわかりません

 

シルバーの方は証明書忘れないでね

 

チケットを買うとスタンプカードがもらえます

10回通うと、1回分サービスらしい

 

本日の出演者

 

数年前までは専属のストリップポスター絵師さんが

看板を描かれていたようです

下三角下三角下三角

 

お社もある

 

なぜか渡月橋と時代まつりのポスター

 

そんなわけで初潜入

行ってきます!

 

ショーが始まる前のステージ写真

 

ショーの間はスマホ触るのもダメなので

写真はもちろんないんだけどね

 

感想としては

『行って良かった』の一言に尽きます

 

想像の遥か上の世界観だった!

素晴らしかった!

 

4人の踊り子さん、それぞれに個性があって良かった

 

中でも、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれたのは

一番手の星愛美さん

 

てっきり同年代だと思ってたら

国内最高齢のストリッパーさんだそうで

なんと御年55歳!

 

なんだけど・・・

 

一片のたるみもない引き締まったボディと

縦に割れた美しい腹筋

肌理の細かい肌、可愛らしい声

 

とても50代には見えない!

 

ドレス姿でのダンスから始まって

露出を増やしながら合計4曲踊られます

 

ダンスの振り付けも、曲選びも、衣装も

全て踊り子さんが用意されているようです

 

後半2曲は花道にある丸いステージまで出てきて

自分を美しく見せるポーズをいくつかキメながらの

ダンスパフォーマンス

 

赤や青のライトに照らされながら

ブリッジ姿勢からの片足上げ

 

本気のオーラが眼差しからも伝わってくるし

パフォーマンスは大舞台で踊るダンサーや

タカラジェンヌとなんら変わらなくて

油断すると泣きそうになるくらい感動する

 

この、最大の魅せ場を

タンバリンで盛り上げるタンバさんや

リボンを投げ入れるリボンさんという常連さんがいると

ファンの方のブログで見て楽しみにしてたんだけど

この日は遭遇することができませんでした

 

ま、猛烈に感動してたから

多分何見ても入ってこなかったと思うけど

 

ショーが終わるとポラロイド写真撮影会があります

 

カメラは踊り子さんが用意して

一枚千円で好きなポーズで写真を撮らせてくれるので

希望者は並んで撮影させてもらい

あとから写真を受け取るシステム

 

丁寧にアルコール除菌しながら撮影に応じられていました

 

脱がせてエロイポーズを要求する客もいれば

ステージのライトの下で美しい写真を撮りたがる客もいて

お客は撮影のひと時だけ

贔屓の踊り子さんと個人的に話すことができます

 

話してる内容で踊り子さん達が

お客さんを本当に大切にされてるのが伝わってきます

 

席を立つ足元すらおぼつかないような

ヨボヨボのおじいちゃんたちが年金で通って

必死で応援したくなる気持ち、なんとなくわかる

 

脱がない夜の商売してる人より

よっぽど誠実なんだと思う(明朗会計だし)

 

踊り子さん達は

十日毎に全国の劇場を移動して回られているので

固定ファンの方はプレゼントだけじゃなく

お弁当とかお水とか、必要な日用品とかを用意して

渡されてるようです

 

ポラロイド撮影の後に御開帳ショー

いわゆる、お股広げるやつです

 

お触りは禁止なので、チップを渡すどさくさで

目の前で見せてもらってるオジ達が数名

(本来そういう場所だしね)

 

最後は4人で出てきて挨拶して

1回分のショーが終わります

 

これを

衣装を変え、曲を変え、踊りを変えて

一日に4ステージこなされます

 

今回は時間の都合があって早々に引き上げたけど

一度料金を払ったら

最後まで居てもいいような感じでした

 

星愛美さんが一曲目に流されてた曲

 

次行くなら

彼女が出演する時にまた行きたいと思う