昨日のYahoo!ニュースで知った
古谷一行さんの訃報
古谷一行さんといえば
金田一耕助シリーズ、松本清張シリーズ
川島なお美さんと共演して話題になったドラマ『失楽園』
最近では『マチネの終わりに』を観に行った時に
びっくりするくらい老け顔で出演していたのを見たのが
最後かもしれない
色々出演されてきたけど、圧倒的に印象に残っているのは
やっぱり『金妻シリーズ』
昨夜のニュースを引きずっていたからか
夜中に目が覚めて眠れなくなり
録画してた金妻を探し出して見てる
挿入歌の著作権の問題なのか
第一シリーズのオープニングはYouTubeにも動画がなかったから
ドラマを再生してテレビ画面を撮影したんだけど
アメブロの方でもA IにはじかれてUPできなかった
主題歌にはボブディランの『風に吹かれて』を
ピーター・ポール&マリーがカバーした曲が使われています
トレンディドラマの先駆け作品となった
金曜日の妻たちへ
私の叔母は、舞台になったたまプラーザに引っ越して
一時期住んでたくらい
このドラマに影響を受けた最後の団塊世代の一人です
放送されたのは1983年
ドラマといえば、まだ夕方に放送されてた
大映ドラマしか知らなかった頃
(ゴールデンタイムにチャンネル権はなかった）
まして不倫がテーマの大人のドラマを
親が見せてくれるはずもなく・・・
なので、第一シリーズは後にレンタルビデオで見ました
いつもこうして仲間で集まっては
飲み食いしながら談笑するシーンがある
男たちの行き付けスナック
草津温泉に行く回で
団塊世代っぽくスクラムを組むシーン
動画を短く編集して
カバーじゃなくボブディランの方の歌入れ直したらUPできた
3組の夫婦であり
6人の仲間でもある登場人物たち
なのに自分のダンナが浮気した時に支えてくれた友達の
大切なダンナさんと不倫するって、どういう神経なの？
そして、1985年放送の第三シリーズ
これはリアルタイムで祖父母の部屋で見てた
ドラマ効果で大ヒットした小林明子の
「恋におちて -Fall in love-」
英語のとこ、めっちゃ練習した～
第一シリーズからわずか2年
家庭に入って、子育てと働くダンナを支える
良妻賢母の鑑のようなキャラだった いしだあゆみが
バリバリのキャリアウーマン役で再登場
年々バブル景気に沸いてきてた日本の
エポックな時代背景がよくわかる設定
篠ひろ子は本妻役より不倫相手役の方が似合う
皆の溜まり場
板東英二と小川知子の家のパティオにも
滲み出る好景気感
舞台は東京都町田市つくし野駅付近らしい
どんなところか地図で見てみたら、開発タウンだった
この空間に憧れた視聴者は多かったはず！
私の中では古谷さんのイメージは
これくらいの年齢で止まってる
学生時代からの親友のダンナと
不倫しちゃう悪女
小川知子、美人やったよね～
引退説も囁かれている
ミスターうで卵
ダンディな奥田瑛二も、まだひよっこやな
この人が一番変わってないわ
みんなの前で友達と夫の不倫を暴露する本妻
でも最後は、自分のダンナなのに感情に任せて
「いつでも返してあげるわよ！」なんて・・・バカ！
今のされ妻だったら絶対ただでは言わないセリフやん
ここからドロドロの展開になっていくはずが
最後は女同士で本音で話し合った末に
なぜか和解
妻は自分なのに『桐子が返してくれたの』って大泣きして
ダンナにも不倫相手にも、何の制裁もなく
ヨリを戻してハッピーエンドっていう
よくわからないフィナーレ
不倫されてもダンナを愛してしまってる妻って損だな
こんな腑に落ちないモヤモヤ展開なのに
なんであんなに流行ったんだろ・・・
カラオケのMVバージョンで
谷村新司が小川知子の胸をまさぐる（YouTubeにある）
衝撃の『忘れていいの』は
金妻ファンだった谷村が小川知子にオファーを出して
実現したデュエットだったらしい
久しぶりに見たら
谷村新司がどスケベな目でめっちゃ小川知子見てるし
顔黒いし、生え際めっちゃ後ろやし
なのに勿体ないくらい、いい曲やし
私が小川知子だったら2秒で死ねる案件なのに
さすが女優やな・・・とか
なんか気持ち全部持っていかれて
古谷さんの存在薄れて弔いブログじゃなくなったわ
しかし、嫌いじゃないあのキャラ
そしてやはり、谷村新司は名曲マシーンだ