日曜書店ふるふる舎と古い洋館 | 京都はんなりロマンチカ

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日々の出来事色々・・・

 

ダンナと日曜サイクリング自転車

 

太秦広隆寺の楼門前から

南に下がった路地の奥

 

こんな場所に?って感じの空間があって

カフェや何かのお教室のような建物が並んでます

その中の一軒

日曜書店 ふるふる堂

 

名前の通り、日曜日だけ開いてる古本屋さん

 

グーグルマップ上で見つけてチェックしてた店

 

可愛い本棚に可愛く並べられた文庫本

 

左の本の表紙が『鬼龍院花子の生涯』で

夏目雅子が渡った小金川橋の橋脚だということに

秒で気付いてしまうのもどうかと思うんだ

 

こじんまりとした優しい空気の流れるお店

 

厚紙の絵本

私も幼き頃、大切にしてたな

 

親はこういう普通の絵本は捨てずに残してくれたんだけど

厚紙の絵本は価値を感じなかったのか

いつの間にか勝手に捨てられてしまってて

猛抗議したことがある

 

大切なことは値段や素材じゃなく

小さい頃の私がどれだけ好きだったかなんだけどな

 

撮影許可はもらったんだけど

けっこう人が多くてあまり良い写真が撮れなかった

 

もうすぐ、お三時

(おやつの時間)

 

 

 

お客さんにあったかいハーブティーを振舞ってくれたり

オーナーさんの人柄がお店にそのまま表れてる感じ

 

雑貨も少しずつ色々並んでいました

 

一冊買ったんだけど

まだ袋から出してない

 

というのも、たまたま初めて立ち寄ったこの日が

ふるふる舎の最終日だったんです

 

なので、なんとなくこの日の空気を

古本を入れてもらった紙袋に閉じ込めておきたいなって本

 

紹介したけど、もうこのお店に行くことはできません

良いお店だったので残念です

 

お店の前に桜の木があって

 

ダンナが、メジロがいることに気付きました

 

細いくちばし差し込んで

桜蜜飲んでるのかな?

 

枝から枝へチョンチョン忙しなく移動するので

撮影が難しい

 

 

 

路地の一番奥は小さな畑になってて

柑橘系の木がありました

 

またどこか違う場所で再開されるといいな~

 

桜の花びらが落ちた細い路地を戻って

 

元来た道を更に南に下がっていくと

太秦小学校のグラウンド横に突如として現れる洋館

 

明治生まれの漆芸家

徳力彦之助が建てた邸宅

 

徳力彦之助の息子さんが

10年程前に書かれたブログを見つけて読んでみた

 

面白かったのでリンク貼っとくね

下三角下三角下三角

 
最初から古く見えるように計算されて建てられたお屋敷だなんて
しかも昭和12年にその発想はなかなか持てない
さすが芸術家

 

廃船になった英国客船の内装品

焼き過ぎて廃材になったレンガ

大理石の切り出し中に出た端材

 

お金を掛けずに古いふりをして建てられた不思議な洋館

 

『現在はギャラリーになっていて予約すると内部が見られます』

書かれているブログをいくつか見つけたけど

どれも微妙に古いブログばかりなので

今現在も見られるかどうかは不明