ゆっくり歩いて日光街道 5日目 前半 古河宿 | 泣いて笑って、ゆっくり歩いて「よいしょっと」

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60代の主婦です。最近「よいしょ」が口癖に・・・
旅の思い出・日々の出来事など綴ってます。

ちょっと前のことになっちゃった・・

ブロ友さんraykoさんとママ友と3人で歩いてる日光街道5日目。

6月18日土曜。栗橋駅集合で出発です。

ムシムシと暑い日。ピーカンになると言われてたけど

曇り空・・山や海と違うからね、歩くにはちょうど良いウインク

 

栗橋駅から10分ほど歩いて栗橋宿の街道まで戻ります。

そこから街道歩きスタートです走る人走る人走る人8時ごろだったかな。

 

少し歩くと、八坂神社。

手水舎 左は亀、右が鯉。

狛犬が鯉になってる。

利根川の洪水の際に鯉が

「ご神体」を運んできたことに由来してしるとのこと。

 

利根川を渡る。橋の途中で埼玉から茨城だ~ぴょん爆  笑

 

ちょこんと、ここだけ茨城県が飛び出てる感じ。

火の見櫓が残っている。その下に中田宿の説明版が建っていた。

本陣・問屋や旅籠・茶店などの商家が並んでいたが、ほとんどが

農家との兼業だった。本陣1件・脇本陣1件、旅籠6件

 

鶴峯八幡宮・・・

 

中田宿のオブジェ 街道だけど何もない。

 

 

中田の松原

「東海道にもこれほど綺麗な松並木はない」といわれたほどだが、

戦時中「松根油」採取のために伐採されてしまったらしい。

今はまた植えれれて成長を見守っている。

大きな松並木が見られるのはいつになるのでしょうね。

松のほか、宿場らしいものは何もないまっすぐの道。

 

原町の一里塚

学校の校庭にせっかく復元されているのだが、

外からはよく見えなくて残念。

日本橋より16里目。

 

道標「左にっこう・右みちのく」

民家の玄関前にあった。

 

 

古河宿に入った。本陣1,脇本陣1 旅籠31軒

ここは松並木が整然と続き数ある街道の中でも、もっとも

美しい景観のひとつとして評されていたとのこと。

 

松並木の合間から見える白壁の古河城、富士山や筑波山、浅間山

や男体山などは、多くの文化人や画家たちの漢詩・紀行文

・絵画に表現されているらしい。

 

古河のマンホール

谷中湖(渡良瀬遊水地)の中之島から打ち上げた花火を、

渡良瀬川の三国橋越しに見た風景が描かれているらしい。

夏らしいね。

 

 

古河宿

 

古河城址 御茶屋口と御成道

将軍の休憩所として設けられたとされている。

 

日光街道から寄り道。左に折れ、肴町通りに入る。

この通りはこうやって古い蔵などが残っている。

 

 

城下町の風情が残る、なかなかいい道が続く。

ここはお休処になっているお土産屋さん。

 

裏には椅子やトイレがある。

トイレと飲み物休憩。奥には蔵も見える。

こういうところがあると嬉しいね。

 

古賀第一小学校、門構えも校舎も趣がある。

立派な建物。こんな素敵な校舎で学べるなんていいね。

と思うのは大人になってからかもね。

 

古河文学館。ここも素敵な建物。中に入らなかったけどね。

 

このあたりの一角は、緑・池があり、

石畳になっていて素敵な散歩道だ。

 

鷹見泉石記念館 風情のある外観。

中の竹林がいいね。

蘭学者 鷹見泉石(たかみせんせき)の晩年の住まいです。

 

中に入ると、井戸に紫陽花が飾り、ほっこり。

 

茅葺屋根。

よく見ると屋根の上に草が生えてる。

管理人の方にいろいろ教えてもらった。

 

これは古木「楓樹」(市指定文化財)

古代中国において天子の居所に植えられた樹木であるということを知った8代将軍吉宗が
はじめて輸入させ、江戸城と日光東照宮、上野寛永寺に植えたと伝えられる。
とのこと。貴重な木なのね。

奥原晴湖画室

古河出身で近代に活躍した女流南画家・

奥原晴湖が埼玉県熊谷市に建立した画室“繍水草堂”。

 

灯りがとても素敵。

 

記念館を後にして歩くと裏側に

鷹見泉石生誕の地 石碑があった。

 

 

裏通りも風情がある。

 

篆刻美術館(てんこくびじゅつかん)

篆刻とは、方寸(一寸四方)の石に篆書と呼ばれる書体で

古代の漢詩などからとった言葉を刻んだ書道芸術とのこと。

平成3年に日本初の篆刻専門の美術館として開館。

蔵造りっぽくて情緒あるよね~。見ごたえ十分だわ。

 

作家 永井路子 旧宅

当時に近い状態に復元した店蔵は、江戸時代末期の建造とのこと。

よく知らないけど、建物は風情があり、見るだけも感慨深い。

 

古い建物のちらほら残っている。

 

歴史ある古河の通りを通り、

日光街道に戻って来ました。

史蹟 古河城高札場址

 

古河城下本陣址

このあたりが古河宿の中心地だけど、

ほとんどがこんな感じで、建物は何も残っていない。

 

6月。途中、あちこちに咲いている紫陽花。

歩く者にも安らぎを与えてくれます。

 

 

日光街道古河宿道標 

古河市指定文化財・有形民俗文化財

左日光道、右江戸道と彫られている。

この道標は常夜灯型式の道標として貴重なものらしいです。

たしかに見たことない道標でした。

 

よこまち柳通。

この辺りは遊郭だったとのこと。

銀座も前に行った吉原の見返り柳も

柳って、賑わってたところあったものなんですね。

 

宿場町という感じはしなかったけれど

古河城址ということで

たくさんの情緒ある建物が残っていたり

石畳の道があったり、古河は街角散策として

人気があるとのこと。

何年か前にウォーキングイベントで訪れたので、

2度目だけど、ひたすらついて歩いてたので、

ほとんど覚えてなかった・・・

なかなか新鮮で、歩きがいのある街でした。

 

11時44分 まだお昼前でした。

後半へ続く・・・・