ゆっくり歩いて日光街道 1日目 前半 | 泣いて笑って、ゆっくり歩いて「よいしょっと」

泣いて笑って、ゆっくり歩いて「よいしょっと」

60代の主婦です。最近「よいしょ」が口癖に・・・
旅の思い出・日々の出来事など綴ってます。

1月15日 土曜日、

ブロ友raykoさんと、ママ友と3人で

日光街道を歩きだしました。

東海道を歩き終わりと同時にコロナが猛威を振るいだし

決まった街道歩きは見合わせになってました。

また歩ける幸せをかみしめながらの出発です。

 

五街道の出発地点 日本国道路元標

7時55分ごろ出発しました。

お馴染みの日本橋の風景です。

日本橋に架かる首都高は地下に移るため2040年にはなくなり

青空がみえるようになるようです。

 

日本橋三越のシャッターにも江戸時代の絵が描かれていました。

何度も訪れている三越ですが、この時間に通ったのは初めてです。

 

お隣のホテルも江戸の雰囲気。

 

 

室町3丁目南を曲がると 本町通りの標石

 

旧日光街道本通りの支柱   本町薬問屋発祥の町

小伝馬町交差点の案内板はちょっとおしゃれ

 

本町通りから左に曲がり少し行くと十思公園(じっしこうえん)があります。

伝馬町の牢屋敷 園内にはその説明版もありました。

 

石町時の鐘

受刑者の処刑はこの鐘の音を合図に執行されたようです。

 

江戸伝馬町処処刑場跡

 

旧日光街道へ戻りしばらく歩きます。

神田川・・・奥に見えるのは柳橋です。

今回と同じ3人で神田川歩きで通りました。

「うん、来た来た爆  笑

それだけなのに話がはずみます。

 

馬喰町~浅草橋あたりは洋服の問屋街

あちこち目が忙しく動きますが、

ここでゆっくり見てるわけにもいかず・・・。

足を先に進めます。

 

神田川を渡ったところに 浅草見附跡 9時14分

この一角に 郡代屋敷跡や天文台跡の看板もありました。

 

蔵前一丁目の交差点 

ここをななめ右に進むのだけれど、右に曲がって寄り道です。

 

首尾の松跡。

吉原帰りの遊客がここでさくらの昨夜の首尾を語り合ったという。

 

浅草御蔵跡

蔵前橋附近には幕府の米蔵が並んでおり、

御家人は俸禄米などをここから受取り米問屋へ運んで現金化していたとのこと。

 

旧日光街道に戻り、有名な駒形どじょうのお店を通り過ぎ、

浅草雷門を確認し、右に曲がります。

 

旧道からちょっと入った処に 姥ケ池跡

旅人を泊めて金品を奪っていた姥が間違えて娘を殺してしまい、

姥は悪行を悔やみ池に身を投げたという池だそうだ。

 

言問橋西をY字路を斜め左に入りすすみ、

私とraykoさんは

「ちゃんと歩ける日光街道」の本を頼りに、

友達は自分で印刷しお勉強してきた地図を頼りに、

3人で目的地を探します。

なんとなくこの辺かな?って歩いて見つかりません。

でも本をよく見ると、細かい路地までちゃんと書いてあります。

優れもの~ですね。

そして目的のものが見つかりました。

江戸猿若町市村座跡の看板。

何も残ってなくて、どこも看板だけだけどね・・・

それでも見つけると嬉しい~照れ

 

閑静な住宅街の一角に、いかにも海外からのお客様に人気がありそうな

和風の宿もありました。

 

待乳山聖天

ここ浅草七福神って書いてありました。

40年ほど前、お正月に母と回りましたが・・・

どこへ行ったか「まったく記憶にございません。」

いつもは、行ったところはほとんど覚えているはずなのに・・・・あせる

 

旧街道とはちょっと離れて斜めの道を行きます。

山谷堀橋・・・

道路に並行して公園になっていました。

 

公園内に新吉原の説明版

 

見返り柳 新吉原の帰りの遊客が後ろ髪をひかれ、

この柳のあたりで遊郭を振り返ったという。

「きぬぎぬのうしろ髪ひく柳かな」

 

この先が遊郭になっていたところ

道が曲がっているのは外から中が見えないようにだそうです。

 

吉原遊郭のお歯黒どぶの石垣跡

ほんの少しでも残っているのって貴重ですね。

 

 

よし原大門の支柱と朱塗りの街灯だけが

昔の雰囲気を残している感じ。

ここ一角に入る入口のすべてのところに

よし原大門の支柱が建っていました。

 

吉原神社

 

 

吉原弁財天と吉原観音

 

旧道からだいぶ離れてしまったので旧道へ戻り、進みます。

このあたりの住所は「日本堤」

昔、職場の方の住所で聞いたことがありました。

その時、どのあたりなのか、さっぱりわかりませんでした。

この辺だったのね~。今更ですが、また一つ東京の住所

覚えました。

 

泪橋交差点・・・この先にある小塚原刑場に引き立てられる罪人と

身内の者がここで泪の別れをしたという。

11時13分

 

目の前に荒川区の標識。

同じ東京に住んでいるけれど、

荒川区・・・未知の世界に突入です。

続く・・・・・

 

まだまだ町中、何もないだろうなあって思ってたけど

結構たくさんの石碑や看板があって、

ちょっとびっくり!!

ますます楽しみな街道歩きになりそうです。