澄みわたる水や風の音色に…… | ひなたぼっこの縁側で

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ひだまりの庭に遊びにいらしてくださって ありがとうございます♪
うつくしいものと出逢ったこと、こころ動かされたことなどを、
ゆっくりペースで つづっています。

 

おひさまがまぶしくなってきて、

 

もうすぐ梅雨明けですね。

 

体調をくずしがちな時期、


みなさまもどうかご自愛くださいね。

 

 


今回は、少し以前に


鴨川沿いを歩いた時の写真から、

 

小さなお散歩日記です。

 

 

京都の四条通りから三条通りまで行く時、

 

たまに、鴨川の河原に降りて、


河川敷をぷらぷらと

 

歩いていくこともあります。

 

 

街中を歩いていくのとは

 

またちがった楽しさがあって、

 

リフレッシュします。

 

 

 

 

この日、河原へ降りたきっかけになったのは、

 

すごくきれいな音色でギターを弾く

 

ミュージシャンの方がいらしたからです。

 

 

四条大橋を歩いていると、

 

瑞々しい音色が響いてきて、

 

はっと立ち止まりました。

 

 

特に「イエスタディ・ワンスモア」を

 

奏でられた時、繊細なアレンジと、

 

澄んだ水や風のような音色が、


心にじーんと染み入りました。



橋の上からも何人かの人たちが

 

立ち止まって聴いていらして、

 

(海外からの観光客さんたちも


「おおーっ」と、観ていました)

 

川からの心地よい風に吹かれながら、

 

わたしも透明な音色に耳を傾けました。

 

 

橋の上から観ていると、ギタリストさんは

 

左手と右手の両方で、ギターのフレットに

 

触れて奏でておられるようにも見えました。

 

あれれ・・・? 目を凝らしてみると、

 

フリースタイルピッキング、


超絶技巧で弾いておられたのです!

 



わあ、この人、すごい! と、感銘して、

 

四条大橋から河川敷へ降りていって、

 

拍手をしました。お話させていただいたら、


にこにこ笑顔のやさしい方でした。





「ゆあさまさや」さんというギタリストさんで、

 

オリジナル曲やCDもたくさん作っておられ、


海外でもライブをされている方でした。



また聴きたいなと思いました。


 

 

 

河川敷から、さっきいた四条大橋を

 

今度は下から眺めます。

 

 

左手に見えている和風の建物は

 

「南座」さんです。(わたしは

 

落語を聴きに行ったことがあるよ)

 

 

 

川の上空を白い鳥さんが飛んでいました。

 

 

 

傍らに、小さな川も流れています。

 

土手の方に、小さく見えているのは・・・、

 

 

鴨さんのつがいでした。

 

仲良さそうに行ったり来たりして


泳いでいました。

 

 

よーく見ると、水辺にいろんな

 

草花も咲いています。

 

 

ちょろちょろ流れるお水の

 

かわいいせせらぎの音と、

 

大きな鴨川の音に包まれます。

 

川の音と、風の音。

 

すぐ上に賑やかな街があるとは

 

感じられないような、静けさです。

 

 

とことこ、てくてく、

 

歩いていると、

 

心が穏やかに安らいでいきます。

 

 

 

名物、鴨川の床(ゆか)です。

 

 

 

三条大橋が見えてきて、


橋の上へ通じるゆるい坂と


階段を上がったら、


街の景色がひろがります。

 

 


癒やされる音楽と、


自然の息吹にほんわかした


心地良いひとときでした♪

 

 

・・・おまけ・・・・

 

 

 

 

「タツナミソウ」です。

 

こちらは白いタツナミソウ。

 

 

こちらは、

 

淡い青紫のタツナミソウ。




このふたつは植物園の森の、


日陰の足もとでみつけました。


青いのと、白いのが、


木の根のあいだで並んで


咲いていました・・・♪

 


住宅街や街中でも、

 

時折見かけます。

 

 

 

お花の姿を「海に立つ波」に

 

見立てて名付けた

 

昔の人のイマジネーションに

 

心打たれます。

 

 

このお花の大きさの波なら、


両手のひらで包めるような、

 

ちいさな海なのでしょう、


などと空想しました。