バイカオウレンのお花に会いに・・・ | ひなたぼっこの縁側で

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うつくしいものと出逢ったこと、こころ動かされたことなどを、
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バイカオウレンのお花を見ました・・・♪

 

楚々とした表情の、可憐なお花です。

 

 

昨年5月に、高知県の牧野植物園へ訪れたときは

バイカオウレンは、葉っぱの姿でした。

 

 

 

半年ほどたって、京都の植物園で

本物のお花を見ることができました。

 

想像していた以上に、すてきな佇まいの

お花で、清楚な美しさが

こころに染み渡りました。


 

京都府立植物園の中の観覧温室の、

「高山植物室」の

すみっこのほうにいました。

 

植物園のサイトから知りました。

 

高山植物のコーナーに入っても、

あれ? どこなのかな・・・? 

と、すこし探してしまったほど、

ほんとうに、ひっそりと、咲いていました。

 

あまり大々的に宣伝されずに

素朴に咲いていたところも、

バイカオウレンちゃんぽくて

いいな、と、感じました。

 

 

 

 

白い花びらのように見えるのは

「がく片」です。


まんなかにつんつんのびている

「しべ」に混じった、

黄色いのがお花なのだそうです。


同じキンポウゲ科のクリスマスローズも、

がく片が花弁のように見えるところが

似ていますよね。

 

 

 

 

お花の前で、しゃがみこんで

写真を撮っていると、

 

「これが、バイカオウレン・・・。

ほんまに、ちっちゃい、お花なんやねえ」

 

と、やさしそうな女の人に

話しかけられました。

 

「はい。そうですよね、

牧野博士の・・・、」

と、カメラから目を上げて

わたしが答えると、

 

「そうそう、そう!!」

と、ほほえんでくださって、

うれしかったです。

 

 

ちっちゃなお花も、あいまにはいって、

お話ししていたことに、

耳を傾けてくれていたのかもしれません。