実は先週
筆者PuiPuiは意を決して都バスに乗車しました
個人的に
ちょっと記録しておきたい出来事です
本日初めてこのブログにお越しの方の為に記しますと
筆者PuiPuiは2023年9月に突然
急性大動脈解離を発症して救急車で搬送され
救急救命手術を受けそのまま入院
11月に退院
その後リハビリを続けて今日に至ります
今2026年5月…
という事は…
手術後2年8ヶ月振り!?
え?計算合ってる?
PASMOってまだ使える?
昔
山田洋次監督の作品で
「幸福の黄色いハンカチ」という映画があって
網走刑務所を出所したばかりの
高倉健さん演じる主人公が
郵便局で葉書を購入するシーンを思い出したの
「いくらですか?」
殺人の罪で刑務所に入れられて何年も経過すると
郵便料金が変わっているから
出所直後の主人公は郵便局の窓口で
ハガキ1枚の値段を局員に聞いて
支払ったというわけ
普段葉書なんて書かない現代人も
もしも葉書を買うことになったら
同じように金額を尋ねるだろうけれど
大人が葉書の値段も知らないのか?と
この映画を初めて観た子供の頃は
そう思ったものです
映画のこのワンシーンは
主人公の人生のバックグラウンドを
このセリフ1つで
観客に飲み込ませた演出でした
2年以上振りにバスに乗ろうとした筆者PuiPui
都バスにITの進化がどのように及んでいるのか
下調べをしていなかったので
PASMOはまだバスで使えるのか?と
バスに乗る直前に思い至ったわけです
結果的にはバス料金が20円高くなっていたわ
お陰様でPASMOはまだ使えました
さて
大学病院のリハビリで
理学療法士さんの指導をうけながら
汗をかいて身体を動かしたら
その日は
どんどんイケる気がしたのよね
病院玄関前で待機しているタクシーじゃなくて
ふと
「バスで帰ってみよう」と思って
病院の裏門から
手摺りに掴まって階段を降りてみたら
身体が動いたの
病院の裏手にも大きな道路があって
バス停まで平坦な道だから歩けた
すると
さっき同じリハビリ室で見掛けた女性が
既にバスを待っていました
大学病院の看護師さんから聞いた話では
入院患者以外の皆さんはタクシーで
リハビリに通っているとの事でしたが
そうでもないみたいね
バス停には制服姿の小学生が6人
先に並んでいるのに気が付きました
1年生かな
小さいな
可愛いな
なんて思いながらボ~っとしてたら
後ろの生け垣にカメムシが落ちてきてビックリ
そしてふと気づいたら
前に並んでいた小学生が16人に増えていて
もっとビックリ
やっとバスが来て
結構必死に手摺りに掴まって乗車したら
車内には前の停留所から乗車していた小学生もいて
20人以上…数えるのも疲れてしまうほど
小学生だらけ
でも今時の小学生たちは
しっかりしているなぁ…
運転手さんにお礼を言えるし
公共交通機関利用時のマナーを
ちゃんと心得ていました
大人たちの目も優しく見えます
とはいえ混雑は減らない
座席に空きは無く
PuiPuiの現在の身体の症状は
クッション無しでは
30分「座位」を保つのも
まだ難しいまま
エアロバイクは15分が上限
歩行訓練時に
方向転換をする時は慎重にしないと
フラつきが強く出るので
まるで【能】を舞うようにそっと移動する
心臓外科の主治医の先生が
2026年になってから初めて
術後寝たきりの期間が長かったので
背筋(はいきん)が弱ってしまったから
いまだにフラつくのだと
解説してくれまして
心の中で
(もっと早く言ってよ)と思ったものの
ふらつきの原因が筋肉不足だと判明したので
現在の理学療法士さんにその旨伝えて
現状改善のための運動を教えてもらいました
先週教えてもらったのが
【ショートサイドプランク】というポーズ↓
横向きになって肘をついて
下になった腰を浮かすだけなのに
左側は微動だにしなかった
腹斜筋やお尻の筋肉がまだ回復していない
これがふらつきの原因のようで
地道にトレーニングを続けるしかない
手術の後14日間をICUのベッドで寝て過ごしたら
立てただけでも理学療法士さん達が
驚いていた理由を
今頃ひしひしと感じています
(立ったくらいでなぜそんなに驚くのかしら?)
強い痛み止めでボ~っとした頭で
これが当時の正直な感想でしたが
筋肉は
寝ているだけで直ぐに
消えてなくなり脂肪に変わる
筋肉を取り戻すのには
PuiPuiの場合「年」単位で時間がかかっています
倒れる前は
若い頃に武道や礼法、茶道を習ったお陰で
PuiPuiの体幹はお稽古を辞めた後も
とても安定していて
乗り物が急ブレーキを踏んでも全く
ヨロけたことがありませんでした
家族の介護時には
車椅子への移乗も「ひょい」と
お互いにどこも痛くならずに出来ていただけに
自分の身体がこんなに
まるでふにゃふにゃの
赤ちゃんのように不安定な状況に
慣れる
というか
その状況を受け入れることが
難しかったです
以前の感覚通りには
身体が動かなかった
2023年に
「自分で家事をこなせばすぐに元気になる」と
執刀医から聞いていたので
苦痛に耐えながらやってみたのに
食事の為にすら座っていられない現実に
疑問だらけになりましたが
訪問リハビリの医師や作業療法士さんからも
誰からも適切な回答を得られなかったので
黙々と
インスタグラムで見つけた
体幹を鍛えるトレーニングを
自宅で続けて
諦めないようにしました
こういう時の
一番のライバルは自分です
物事が上手くいかない時に
気が弱くなって諦めに走りそうな
自分との葛藤
とでも言いましょうか
先週のリハビリで汗をかいて
身体が温まってきたら
2023年に倒れる前に「出来ていた事」を
「再び出来るようになった」かどうかを
確かめるために
バスに乗ってみたものの
空席が無く優先席には後期高齢者達が
先客で陣取っていて
筆者PuiPuiは立っているしかなく
これが実にハードな事でした
云十年間満員以上の通勤電車に乗って
ぎゅうぎゅうに揉まれながら通勤して
生きてきたのですが
平日昼間のバスで座れない状況があると
迂闊にも想定していませんでした
両手で2つの吊り革に掴まってフラつきながら
浅はかにも
「もうバスに乗っても大丈夫なんじゃないか」と
いい気になって
病院の玄関で
タクシーに乗らなかった事を少し後悔しました
(リハビリの時間が小学生の下校時刻と重なると
大変なことになるという教訓だな)と思ったの
バス通学の子供達は
とても躾が良い子達で
誰かのお喋りの声が大きくなると
「シーッ!」と
他の子供が窘(たしな)めるの
なんてしっかりしてるの
日本の未来は明るいわ
なんて思っているうちに
目の前の席が空いたので
ホッとして座らせてもらったの
すると次の停留所で
真っ白い髪の上品な感じの
高齢女性が乗車してきたんだけど
筆者PuiPuiの後の席の女性が声を掛けて
白髪の高齢女性に席を譲ったの
PuiPuiは反応が遅かった
不覚
リハビリの勢いでバスに乗ったはいいけど
待ち時間に疲れがジワジワ押し寄せて
乗車後はバスの揺れに
すっかり弱くなった体幹が耐えられず
クタクタになってしまっていたのね
次のバス停でも高齢者が乗車してきて
バスの中は混雑していて
今のPuiPuiの体調では
立っていることは無理なので
とても申し訳ない気持ちで
座席に座り続けました
バスや電車の
つり革に掴まって立っていられるって
前はもの凄く簡単なこととだったのに…
まだまだリハビリしなければならないな
そう思い知らされました
次回のリハビリは
既に同じ時間帯に予約済みなので
また小学生達と同じ時間になっちゃうから
おとなしくタクシーで帰ろう
でも
そう遠くない未来に
またバスに乗ってみよう
吊革に掴まって
踏ん張るだけでも
体幹のトレーニングになるから
リハビリの前日からしっかり眠って
再挑戦するのだ
2026年3月4日の市議会中に
「急性大動脈解離」で倒れ
ドクターヘリで緊急搬送され手術、入院
2026年4月28日 退院された
新潟県加茂市の藤田明美市長さん
ご退院おめでとうございます
この病気は50代女性の症例が少なく
患者の支援団体もなく
50代では若過ぎて公的支援体制が無く
個人ごとに症状が異なるため
彼女はこれから試行錯誤しながら
大勢の方に助けられながら
お仕事に復帰されることでしょう
筆者のように手術で胸骨を切った場合は
骨がくっつくまでに3~5か月かかります
ご無理なさらず諦めず
お辛いでしょうけれど
どうか感謝を忘れずに
政治家として
善い仕事をなさって頂きたいものです
命を助けられたんですもの
きっとこれからまだ彼女がやるべき
「使命」があるのだと思いますよ
政治の他にも
何かあるかも知れませんね
一般人PuiPuiも
お世話になった方々に感謝を忘れず
せっかく助けてもらった命を大切にしていきます
PuiPuiにも
使命が残っているから
最後になりましたが
今日は母の日ですね
お花のプレゼントも素敵だけど
もしも可能なら
食事の後片付け等
お手伝いも嬉しいもの
離れて住んでいるなら
電話して声を聴かせて
「オレオレ」ってふざけてもいいから
