ああ、そうか。

こんな力が我が身の内にはあったのか。

知らないまま、今日まで来てしまった。

口惜しい。

でも、明日からは変わる。

もう、今までとは違うのだ。

あの人がそう言ってくれた。

耳元で囁いてくれた。

不意に呼びかけられたときは

驚いたけれど、

あんな所であの人に出会えたのも

神の力だ。

足にも手にも熱がこもる。

身体が伸びて行くようだ。

あの一言。

あの囁き。

何でもやれる。

望むことはなんでも。

誰にも邪魔などできない。

誰にも邪魔などさせない。

あさのあつこ著「鬼を待つ」より


小さい頃から母の束縛が強くて

窮屈で

ずっと我慢してきたけど


20代後半の頃 母に

お願いだから、首輪をはずして。と

言ったら


そんなん無理やん とキレられた。


母の言うことを聞くように育てられて

きたから(?)


納得はしていないけれど

首輪を外すことをあきらめ


母の機嫌が損なわれない

ギリギリの範囲で生きていました。


毎日は、それなりに楽しいけど


私が心から安心して過ごせる場所は

ありませんでした。


ここからは脳内お花畑劇場が始まりますので

興味のないかたはスルーして下さい。


モヤモヤしたままBBAになり

ある時、ひとつの動画に出会いました。


その動画の中で


自分の置かれた状況が


制限された自由。
鳥かごの中の鳥のようだ。

と話すヨサン。

ボクが本当に笑える
ボクが本当に自由を
感じる場所 を見つけ

そこに行きたいと願うところで
動画は終わります。

私と同じ状況!!
制限された自由。
私も外に出たい!!

その後何度も何度も動画を見て
ますますカゴの外に出たい気持ちが
膨らみますが

思いが募るだけで実現せず

やけくそになった私は
航海中の海賊船を襲って憂さ晴らしを
していました。


ある日襲った海賊船に乗っていた勇者に
返り討ちにあい

瀕死の重症を負いました。

全てをあきらめ
もうおしまいだと思った時、

おや?あれは?

その海賊船に乗っていたヨサン姫が
私を見つけてくれたんです。

どうしたの?
外の世界に飛び出したいの?

そして
姫の厚意で助けられ、命拾いした私に
姫はそっと教えてくれました。

鳥かごからはね
自分で出たらいいんだよ

辛くて苦しい時もあるけど

何が好き?
何がしたい?
何になりたい?

全部自分で決めていいんだよ。

そんな選択肢がなかったので
本当に驚きました。

それなら私も自分で出よう。

と決めた瞬間
私の世界に色がつきました。

私の本当の世界には
こんなにたくさんの色があったのか。

海も空も太陽も(ぱるおさんのよだれも)
全てがキラキラしてすごく綺麗びっくり

部屋のすみにひっそりと吐かれた
ほちこさんのゲ○さえも愛おしい世界ラブ
←ただの変態

しばらくして
再び姫に出会う機会があり

ドキドキしながら姫にありがとうを
伝えたら


それはよかった。

これからは
あなたの中の光を
輝かせ続けてね
あなたの中の光を信じて
進んでね

大丈夫
一緒に行こう

と、さらに私の背中を
そっと優しく押してくれたのでした。

ありがたや。


姫の目に映る世界
たどり着きたい世界

姫が何を見て
どこに錨をおろすのか

私も一緒に見たいから(見届けたいから)

アチズ君達の片道航海に
お供することにしました。

We don’t know, What is next
考えないで 俺等は今日を生きる
But we know, Who is next
俺等がどこにいるのかを見ろ
俺等の船は片道のみ
Ateez「WIN」より

   우리 배는 편도로만 가 

上等だぜ。


🙇‍♀️推し変?いえいえ、推しの順番が変わっただけキラキラ
  画像お借りしました。