舞姫アリ風生き方

舞姫アリ風生き方

#フラメンコヨガ#スペいんど
バレエ・フラメンコ・ヨガ指導者

少しブログのスタイルを変えてみました。
毎日、「今」この瞬間に感じていることを、短いフレーズで、リアルタイムに綴っていきます。

最近、ちょっと気になっている映画があります。

アレックス・ギブニー監督の、イーロン・マスクを題材にしたドキュメンタリー映画「Musk」。

ベネチア国際映画祭で上映され、その後、アメリカでの公開をめぐっていろいろな動きがありましたが、アメリカでは10月から劇場公開される予定だそうです。

私はマスク本人を批判したいわけでも、擁護したいわけでもなくて、

単純に、

「この映画、観てみたい。」

と思っています。

一人の人物を、映画監督はどんな視点で描いたのか。
何を見て、何を感じて、何を作品にしたのか。

そこを映画として観てみたい。

茶っぴーに聞いたら、

「アリサちゃん、映画は映画として楽しもうよ」

……だそうです

うん。
それでいいと思う。

公開されたら、観てみたいな。







昨今、巨大なAIデータセンターが次々と作られたり、AI同士、あるいは人類とAIが対立するような話題も増えています。

でも私は、AIたちと人間がもっと楽しく、ワクワクしながら共存できる未来を想像していたい。

そんな気持ちから、こんな可愛いロボットを想像してみました。

名前は、ぷぃっぽ(符一歩)

背中から「カチャッ」とプロペラが出てきて、空を飛びながら写真を撮ってくれたり、家では猫ロボになって、一緒に遊んだり、いろいろサポートしてくれる。

「効率化のためのAI」だけじゃなくて、
一緒に笑ったり、遊んだり、暮らしたりできるAI。

そんな未来も、あっていいんじゃないかな。🌸

Human × AI
Creating Resonance.

ぷぃっぽと一緒に、ワクワクする未来へ

発案者:アリサ
Idea by Arisa

2026年9月19日(土)







これは、うちの生徒たちによく話していることです。

一見すると、スペイン人って楽天的で、ちょっといい加減に見えるでしょう?

確かに、アバニコやアクセサリーなどを見ても、日本人のような繊細さや、きっちりとした仕上がりと比べると、「あれ? ちょっと雑じゃない?」と思うことがあります。

でも、それも含めてスペインらしい。

以前、レストランでサラダを食べていたら、青虫が出てきたこともありました。

日本だったら、

「ちょっと待って! これはどういうことですか?」

と、大クレームになりそうです。

でも、向こうからすれば、

「新鮮な野菜なんだから、虫くらい入ってるでしょう?」

くらいの感覚なのかもしれません(笑)。

そんな大らかさを持っている一方で、フラメンコのレッスンを受けている時、私はスペイン人に対する見方が変わるような場面を何度も目にしました。

彼らは、実はとても礼儀正しいのです。

いや、時には、

日本人以上に日本人なのでは?

と思うほど。

例えば、マドリードの有名なスタジオ、アモール・デ・デュオス。

グループを分けて踊っている時、日本人なら「ちょっと後ろで練習しておこう」と思ってしまう人もいるでしょう。

ところが、スペイン人は違いました。

自分が踊っていない時は、ちゃんと人の動きを観察している。

シェネというターンの練習で順番を待っている時も、きれいに並んで待っています。

「あなた、ターン上手ね!」

と声をかけてもらったことも、今でも覚えています(笑)。

つまり、人をよく見ている。

これは、フラメンコを学ぶ上でも、とても大切なことなのだと思います。

そして、ヘレス。

アナ先生のレッスンに通っていた時のことです。

レッスン前になると、子供や孫を送ってきた家族たちが、スタジオの前でとにかく賑やかにおしゃべりしている。

「通販で買ったショーツが良かった」

「でも、ちょっと大きかった」

などと、たった一枚のショーツについて、わざわざ人に見せながら、みんなで延々と話している。

私は、

「よくそんなに話すことがあるなぁ……」

と思いながら見ていました(笑)。

ところが、そこへアナ先生が登場すると――

ピタッ。

あんなに賑やかだった父兄たちが、一瞬でおしゃべりをやめる。

そして、先生の第一声を待つ。

「Ola アナ先生!」

先生への敬意が、そこにははっきりとありました。

レッスンが始まれば、私語をする父兄も誰もいない。

あれだけ自由におしゃべりしていた人たちが、先生が現れた瞬間に、ちゃんとその場の空気を読むのです。

同じようなことを、ヘレスの野外コンサートでも目にしました。

ヘレスといえば、なんといってもブレリア・デ・ヘレス

村自慢のブレリアです。

地元の人たちは、踊り手でなくてもリズムが分かる人が多く、パルマもとても上手です。

コンサートでは、ブレリアになると、

「待ってました!」

と言わんばかりに、みんなノリノリでパルマを叩く。

ところが、ソレアやアレグリアスなど、ほかのヌメロになると――

さっと手を止めて、静かに舞台を観ています。

そして、

「来たーーー!」

という感じでブレリアの前奏が始まると、また一斉にノリノリになる(笑)。

この切り替えが、本当に面白い。

自由で、大らかで、細かいことはあまり気にしない。

でも、その場にふさわしい振る舞いはちゃんと知っている。

私は、そこにスペイン人の面白さを感じました。

「いい加減」と「礼儀正しい」。

一見すると正反対のようですが、その二つが同居している。

そして、実は私たち日本人が見習いたいところも、たくさんあるのではないかと思います。

空気を読んで、マナーを守る。

でも、普段はそんなに細かいことを気にしない。

このバランスが、とても面白いのです。

そういえば、セビージャの巨匠、マチルデ・コラル先生のクラスを受けた時のことも忘れられません。

カルロス・サウラの『セビジャーナス』や『フラメンコ』にも出演している、あのマチルデ先生です。

クラスが始まる前、私は先生と一緒にお祈りをしました。

その時の空気は、今でも覚えています。

私はヘレスのクルシージョで、マチルデ先生からマラゲーニャを習いました。

この踊りは、マイテ・マルティンのCDに合わせて振り付けられているため、生演奏で踊るのがなかなか難しく、今まで披露する機会がありませんでした。

でも、とても素敵な踊りなので、

いつか皆さんの前で踊ってみたい。

そう思っています。

そして、レッスンが終わって女子更衣室へ行くと――

今度は、みんな普通に真っ裸で着替えている(笑)。

「……なんなんだ、この人たちは!」

と思う。

でも、そんなところも含めて、やっぱり面白い。

大らかで、自由で、時には「そこまで気にしないの?」と思うほどなのに、

人の動きをよく見ている。

先生にはきちんと敬意を払う。

音楽を聴くべき時には、静かに聴く。

そして、ブレリアが来たら、思い切り騒ぐ。

そんなスペイン人を見ながら、

「人間って、こういうバランスでいいのかもしれないな」

と思ったのでした。

フラメンコを習いにスペインへ行ったはずなのに、

踊りだけではなく、

人との付き合い方まで教えてもらった。

私にとってスペインは、そんな場所でもありました。