昨今、大人のバレエブームと言われています。
けれどこれは一時的な流行というより、すでに世界中でライフスタイルとして定着しつつある現象なのかもしれません。
NIKEをはじめとする大手メーカーがバレエ分野に参入し、名門・英国ロイヤルバレエですら大人向けクラスを設けている。
かつては「子どもの習い事」というイメージが強かったバレエが、今や年齢を超えて選ばれるものになっていることに、時代の変化を感じます。
ファッションの進化も目覚ましいものがあります。
レオタードやスカートは、機能性とデザイン性の両立が当たり前になり、
「今日はどれを着ようかな」と、お稽古着を日替わりで楽しむのも、大人バレエの醍醐味。
身につけるもの一つで気分が変わり、レッスンへのモチベーションも自然と高まります。
子どもの頃に習わせてもらえなかったから、子育てが一段落して、自分の時間ができたから、そんな理由で扉を開く方も多いでしょう。
もともとバレエは、貴族文化の中で生まれた芸術。
そのロイヤリティの高さや、ハイソな空気感は今も健在です。
レッスンに通うだけでなく、時には有名バレエ団の公演を劇場で観る。
非日常の空間で芸術に身を委ね、まるで時空を超えて別の世界へ連れて行ってもらうような体験。
世界中のマダムたちが夢中になるのも、頷けます。
身体への効果、美容への効果も大きく、運動強度は程よく、それでいてしなやかに引き締まる。
そして何より、先生やクラスメイトから放たれる、独特の「バレエオーラ」に包まれる時間は、日常ではなかなか得られない感覚です。
これから先、大人バレエの人口はさらに増えていくでしょう。
それは単なる運動や趣味を超え、
「どう生きるか」「どう自分を扱うか」という選択の一つとして。
このステキな現象を、これから少しずつ深掘りしていきたいと思います。