世の中にはスポーツサングラスとは別で
スポーツ用のメガネと言うのが存在しております。
脱線するんで一言で終わりますが、剣道用のメガネというのもあります。
で、スポーツ用のメガネっていうのは何が良いかと言うと
基本的にとても硬く作られているので、少々の事では壊れません。
試合ではそう言ったスポーツ用のメガネでないと使えません。
なんてこともあるくらいには硬めです。
で今日の本題なのですけども。
そのスポーツ用のメガネのレンズは球面がいいのか非球面がいいのか。
そういうお話ですが、結論から言っておきます。
基本的には球面の方がいいと思います。
本題に入る前に。
私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。
まだまだ駆け出しの2年目のお店です。
心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。
『がんばれ』って思ってあげてください。
よろしくお願いします。
では本題へ。
〇正直度数にもよるが
スポーツ用のメガネっていうもの。
基本的にはどのようなものを指すかというと
- 頑丈である
- 顔に沿うようなカーブがある
- スポーティーなフォルム
3つ目はまぁ軽い冗談で、今回のレンズの選択において
けっこう重要項目になってくるのが
顔に沿うようなカーブがあると言う事です。
いったんこれを覚えといてください。
少し話題が変わります。
これを読んでくれている皆様はレンズの
球面と非球面の違い
これ知ってますか。
歪みが少ないんでしょ!!
薄くなるんでしょ!!
間違いないです。
それでオッケーです。
が、もうちょっと加えて覚えて欲しいものがありまして。
それがなんで、薄くなるのか、歪みがへるのか
という話に少し触れたいところです。
ざっくりといきましょう。
・球面レンズ
球面と名前がついている通り、レンズの表面が半円状になっています。
文字が書いてある紙か何かを半円に折り曲げてもらえるとわかると思いますが
これが球面の方が歪みが増えるって言われている大雑把な理由です。
・非球面レンズ
球面レンズとは違い、レンズ表面のカーブが緩やかになっています。
その代わりですが、度数を出すにはレンズのカーブと言うのは必須になってきますので、裏面にカーブが多少つくようになっています。
で、話を戻して。
じゃあスポーツ用のメガネってどっちの方がいいのって話になってきます。
が、ここで思い出して欲しいのが
スポーツ用のメガネは顔に沿うようなカーブが存在する。
ということです。
メガネは基本的な考え方として
フレームのカーブとレンズのカーブはなるべく揃えるようにして加工をしていきます。
このカーブが不一致になると
- 歪み(ひずみ)がでる
- レンズが外れやすくなる
というメガネにとってよろしくない事が起こります。
なので、スポーツ用のメガネにレンズを入れるとなると
ある程度のカーブが必要になってきます。
非球面レンズを採用すると
歪み(ゆがみ)を減らしたいがために採用したのに
かえって使いにくいメガネになってしまう。
というお金の無駄が起こってしまうので覚えておいてください。
スポーツ用のメガネは基本的には球面レンズ。
後の事は、きちんと答えてくれるスタッフのところでお作りするといいと思います。
皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。