オートクチュールとプレタポルテ

という言葉があるのですが。

 

めちゃくちゃざっくり言うと

オーダーのスーツと青山

みたいな感じでしょうか。

 

別にどっちが良くてどっちが悪いって話ではなくて

メガネも似たような感覚があるのを知って欲しいしだいなんです。

 

で、ことメガネにおける既製品の最高峰にして完成形

なんて言っても過言ではない『既成老眼鏡』

 

これの良いところは

  • 安い
  • とりあえず見える
をもってして簡潔に完結するので
今日は良くない所を『私の独断と偏見』だけで書きたいと思います。
 
結論から申しあげます。
選択はまかせますが、きちんと作るメガネの悪口は言わないでね。
 

 

本題に入る前に。

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。

まだまだ駆け出しの2年目のお店です。

心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。

『がんばれ』って思ってあげてください。

よろしくお願いします。

 

では本題へ。

 

〇以下主観です

既成老眼鏡のよくない所っていうのを誰かが語ろうとすると

  • やれPDが
  • 左右の度数があってないだ
  • 調整ができないだ
  • レンズの質がなんだ
云々言う人が多いと思います。
正直、こう言ってしまうとなんですが
 
自分がちょっと詳しいからって高圧的になるのはよくないよね
ってのは毎回思ってます。
 
だって、服はユニクロで買う事もあるし靴なんてオーダーしたことないですもの。
 
で、ここで共通で言える事でもあるんですけど
その項目に対してそんなに困ってないのであれば
正直そんなもんで構わないと思っているんです。
 
PDがあってないと、目には負担になりますが
おそらくそれで失明する事はないですし
 
左右の度数に関しては、正直両目で見るのをやめてしまう可能性があるから
やめて欲しいのはやめて欲しいのですけど、そういう生き方もありますし
 
調整だって、ぶっちゃけ調整うんぬん言う人は調整なんて勉強してないでしょうし。
 
レンズの質だって、別にそれでいいならいいじゃないって言うね。
 
ただ、既成老眼鏡だと
正直どうあがいてもオシャレって言ってもらえる事はないので
そこだけは覚えておいて欲しいです。
 
100円でできるオシャレなんてないですよ。
せっかく老眼かけてるのに結局しかめっ面ですよ。
ちゃんとかかってないから、イメージ通りの老フェイスになりますよ。
 
きちんとした作った老眼鏡は
なにより、その人の美しさって言うのが出ると思っています。
 
ずっとかけないからどんなのでも良いじゃないんです。
たまに出てくる代物がステキだから
センスいいなになれるんです。
 
ついでに言えば、ステキな老眼鏡をかけている人と
老眼について盛り上がる事もないでしょう。
 
話題は眼鏡の話になるはずです。
 
結果として、傷つきやすいワードの
『老眼』を避ける事も出来ますよね。
 
もう一度いいますが
それぞれ良い所悪い所あります。
 
でも、ちゃんと作ってる人に
『そんなにお金かけてもったいない』
とかは決して言わないでください。
 
皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。