昔からと言うかなんというか

『近視』『乱視』『老眼』

っていうのは、正しく伝わってるかはさておいて

かなり認知度が高いように思うんです。

 

ただ、『遠視』っていうものは私が思ってる以上に浸透してなくて

目の状態を説明するのに一苦労する事が多い訳です

 

視力落ちた→近視

のような構図が多いせいか、遠視の人も見えにくい原因が近視だと思っていたり

あまつさえ、どこの人が言ってるのかわからないんですけど

老眼の事を遠視って伝えてる不届きな人がおられるせいで

遠視は混沌を極めています。

 

で、結論から申しあげますけど

遠視は基本的にどこも見えてません。

 

本題に入る前に。

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。

まだまだ駆け出しの2年目のお店です。

心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。

『がんばれ』って思ってあげてください。

よろしくお願いします。

 

では本題へ。

 

〇遠視って

タイトルにある通りですが『遠視』というもの

これって遠くが見えるって書いてますけど、原理のお話だけすると

遠くも近くもピントが合ってないんです。

 

強いて言うなら、目にグッと力を入れる事である程度の視力をだせるのが

遠視の良い所でしょうか。

 

なので『昔から視力だけはいいのよ』って方は遠視の方が多いですね。

 

逆に近視はどれだけがんばっても遠くが見えないので、これは遠視と近視の大きな差になるでしょうか。

 

それで、じゃあ遠視って何が困る事がるのよ。

遠く見えるならいいじゃないってなる訳ですが。

そう言ってられるのも若いうちだけでして。

正直、早ければ30代から影響が出るのも不思議ではないタイプの目です。

 

そして症状は決まって

『手元がみにくい』

『老眼が速い』

と嘆くのです。

 

なまじ遠くが見えるせいか

忘れられがちな遠視です。

 

ただ無理が効かない年齢になってくると

ピントを合わせる力も働かなくなってくるので

結局のところ

 

遠くが見える目は

遠くも近くも何も見えない

本来の目に帰結していくのです。

 

私からお願いがあるとすれば

ぜひ一歩を踏み出して

ご自身の経験則ではなくどうか

新しい知見としてメガネを取り入れてもらえればいいなと思いつつ

今回はこれで締めくくらせてもらいます。

 

皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。