毎度毎度、口がそろそろ酸っぱくなりそうなのですが。
今、もっとも販売数が多いレンズはなんですか
って疑問があれば、それは間違いなく遠近両用のレンズ。
はい。なので、決して悪いモノでもなければ、恥ずかしいものでもありません。
で、そんな遠近両用のレンズ。
なんで使わないのって質問の答えは『合わない』から。
いえ、わかりますよ。
失敗したくないですもんね。
という訳で、結論から申しあげましょう。
合わないの原因は、たいてい調整です。
本題に入る前に。
私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。
まだまだ駆け出しの2年目のお店です。
心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。
『がんばれ』って思ってあげてください。
よろしくお願いします。
では本題へ。
〇合わないのって調整不良がほとんど
さて。眼鏡なのだから、合わないのであれば度数が原因だろ。
って思われる方が多いと思うんですけど。
ところがどっこい。
意外や意外と度数云々よりも調整が良くない事が多いように思ってます。
現に、いつしかどこしかがとったアンケートでも
調整不良が遠近の合わない原因1位になってたような気がしますし。
という事で、原因をつらつらと。
- そり角が付きすぎ
 - 前傾角不足
 - 頂点間距離が広い
 - メガネが下がりすぎ
 
この辺りでしょうか。
そり角はフレームがどのくらい沿ってるかという項目で
可能な限り平らにしてあげる方がいいです。
前傾角はレンズの傾き加減の話です。
これは約10度ほど傾いているのが理想です。
頂点間距離は眼鏡と目の距離の話です。
これはなるべく近づけて上げる方が良いです。
あとはメガネが下がっている。
さがると手元が見にくくなります。
この項目を改善してあげるだけで
メガネが見違える事が本当に多々あります。
遠近なんてって諦める前にですね。
ちょっと相談してみてもいいんじゃないでしょうか。
皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。