メガネユーザーの方々。

新しく眼鏡を作るにあたって、こういう風に言ったことありませんか。

 

『今の度数を同じで大丈夫です』

 

で、そうやって、かけかえて眼鏡を使おうと思って同じ度数で作ったのに

いざかけてみると……

 

【なんか変な感じがする】

 

同じ度数で作ったはずなのに不思議ですよね。

本日の話題はその

『度数が同じなのに何で変な感じがするの』

っていうお話です。

 

結論から申しあげますと

メガネをかけた時の条件が異なるからじゃないでしょうか

になります。

 

本題に入る前に。

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。

まだまだ駆け出しの2年目のお店です。

心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。

『がんばれ』って思ってあげてください。

よろしくお願いします。

 

〇そもそも

実はというか、知ってるような気がしていたというか。

『度数を同じで作ってください』

というのは、度数が同じで仕上がってるだけなんですよね。

 

変な構文使うなっていわれそうなのですが。

でも、本当に度数が同じだけで他の条件は考慮されてない事が多々あるんじゃないかなと思っております。

 

メガネの見え方に関してですが、度数意外にもいろいろな条件が絡み合ってまして

  • レンズの設計
  • レンズの形
  • 前傾角
  • そり角
  • 頂点間距離 などなど
話をしだすと見え方が変わる要因というのは、けっこうたくさんあったりします。
 
〇前と同じ見え方は正直再現しにくい
先に述べた通りの条件を、なるべく近い条件にしてあげる事で
そういった違和感てきなものはだいぶ減らしてあげる事ができます。
ただ、また難しい話になるんですけども
奮発してレンズの設計を良いものに変えた
これも良い方向への変化なので前の見え方と違って違和感になる可能性があります。
(ほぼないんですけどね)
そんなこんなで前と同じ見え方っていうものの再現の難しさって言うのを皆様には少しだけ理解いただけると嬉しいなと思います。
 
ただ、正直な話をしますと。
調整もといフィッティングがかなりおざなりになっている事が多いのも事実です。
きちんとかけられるように調整をするという選択肢がある事も覚えておいてください。
 
そして、それができる眼鏡店スタッフというのも
少ないという事実を同時にお伝えしておきます。
 
ま、何もないに越した事ないですけどね。
 
皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。