高い眼鏡と安い眼鏡の違いってなんですか。

と言う疑問についての答えの中に

『高い眼鏡は調整ができる』と言うのを見かける事がある。

けっこう真面目な話をするけど、それって違ってて

結論から申しあげると『構造的に無理なものは無理

になる訳です。

 

本題に入る前に。

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。

まだまだ駆け出しの2年目のお店です。

心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。

よろしくお願いします。

 

では本題へ。

 

〇調整できるってどういうこと

そもそも、調整ができるってなんですか。って考えたことはあるでしょうか。

専門的な事はさておいて、該当箇所が動かせるって言うのが調整ができる

っていう事になる訳なのですけど。

 

じゃあ該当箇所ってなんなの?って疑問に対しては

  • 顔幅に眼鏡の幅が合わせられる
  • 鼻あてを置くべきところに置ける
  • フロントの水平を変えられる
  • 耳周りを適切に曲げられる
みたいな所でしょうか。
必用な調整に該当する部品が
調整できる事であると言うのがお顔に対して調整できる
と言う事になってくるわけですね。
 
〇で、高いからってのはどうなのか
ここから本題の高いと調整できるっていう話になりますが。
一番わかりやすい例を出すと
『べっこうのメガネ』というのは皆様もなんとなく値段が想像できると思います。
高いですよね。
で、このメガネですが。言うまでもなくさっき言った項目で調整するのは無理です。
理由は簡単でそもそもそういう事を考えて作られてないから。
 
はい、この時点で高いメガネは調整できるから高いは崩れさりました。
 
きちんと構想された上で、適切なパーツを使っているメガネも確かに高くはなるんですが。
いちがいに、高い=調整できるとするのはいかがなものなのかなって。
 
〇安くても調整はできる
で、当然なのですが。
別に眼鏡の値段の上下で調整ができるできないって決まる訳ではないんです。
いや、もちろんですよ。
調整しやすい素材で、調整する側にも安心感のある素材っていうのはあります。
安いメガネは樹脂が使われてて。みたいなノリで言われると、君は3Dプリンターで作られたメガネは調整できるのかい?と聞いてみたくなっていしまいます。
 
なので本日、皆様に覚えて頂きたいのは
  1. 調整の可否は眼鏡の構造と素材
  2. なんでも調整できるはウソ
この2点だけは覚えておいてくださいませ。
 
皆様のメガネ生活が良いものになりますよう
心からお祈りしております。