けっこう面白い話なのですが

紫外線で色が変わるレンズ

って言うのは御存じでしょうか。

 

いや、レンズ自体が面白い訳ではなく

このレンズの事をしっているのが

けっこう年配or若め

という両極単になってきているからです。

 

結論から申し上げますと、便利なので知っておいてください。

 

本題に入る前に。

 

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を営んでおります。

実はまだオープン2年目の駆け出しのメガネ屋です。

くじけそうな事ばっかりですが、よかったら応援してあげてください。

よろしくお願いします。

 

では本題。

 

〇メガネとサングラスの2in1

正式名称を『調光レンズ』といいます、このメガネのレンズ。

もともと古来から存在する、紫外線に反応して色が変わるレンズとしてありました。

ざっくり言うと、部屋の中はメガネ、外ではサングラスっていう優れものです。

 

で、きっとその当時(昔々)は流行ったのでしょうね。

でも、いつからか存在はするけど、あんまり使われないレンズ。

みたいな位置づけとして廃れていってました。

 

きっと何か理由があったのでしょう。

 

〇廃れた理由(と個人的に思う事)

そんな便利そうな調光レンズですが。

個人的にダメだなって思っていたところが2点ありまして。

  1. 車に乗ると反応しない
  2. 着色はさておき退色も遅い
順に見ていきます。
 
・車に乗ると反応しない
最近、皆様は当然の事すぎて気にして無いかもしれませんが。
車のフロントガラスと言うのはしっかりと『紫外線カット』が施されています。
はい。察しの良い方ならもう気づいてますね。
 
運転中にサングラスにしたいのに
運転中に色がつかないんですよ
 
昔はね、そこまできちんとカットしてなかったから色がついてたんだってさ。
 
・退色が遅い
これもけっこう気になる人が多い項目ですが。
一度サングラスになると5分くらいは余裕でサングラスのままってのが基本でした。
とりわけ日本は目が隠れているのを良しとしません。
そういう文化も相まって、嫌煙されるようになっていったのかな
 
なんて思っています。
それを差し引いても便利だけどね。
 
〇問題解決と人気の再燃
長年、そんな感じで放置されていた調光レンズ。
ですが、最近になってその辺の基本性能にアッパーが入って復活してきました。
 
可視光調光レンズと言うものです。
この新しいタイプにレンズは、研究開発によりまず
色が透明になるのが速い。
次に、真っ黒なサングラスにはならないが、車の中でも色がつく。
 
そういう風なタイプのレンズを新しく引き下げて帰ってきました。
 
それからと言うもの。
メガネとサングラスを2本持つのがめんどくさい
という人々の気持ちを汲み取ったかのように
大変たくさんの人がお買い求めになられているそうです。
 
次にメガネを買う時
良かったらそういう選択肢もある事をしっておいてくださいませ。
 
皆様のメガネ生活が良いものになりますように。