目がズレてるなんて話を聞いても
『はて。何のことでしょうか』
って思う人が多いかと思います。
が「定期的に話題に上がる【隠れ斜視】の事です」って言うとわかってもらえるでしょうか。
今回はそんな、視線のズレに関するお話しをします。
結論から申し上げますと、何とも言えない不調は視線のズレからきてる事があったりします。※病気がなければ
本題に入る前に。
私、PUGNUS(パグナス)というお店をしています。
オープンから2年目の駆け出しの眼鏡屋です。
皆様が心の片隅でも構わないので『頑張れ』と思ってくれると苦しくても立ち上がれそうです。よかったら片手間に応援してやってください。よろしくお願いします。
では本題。
〇目はズレてる
さて、自分の目ってまっすぐ向いてないな。
なんて思う人って極々少数派じゃないかなと思っています。
少し専門的な話をしましょう。
私たちの目と言うのは実は6本の細い筋肉で支えられていまして。
その6本の筋肉を使って目がまっすぐ向くように頑張られています。
ここで頑張っているというのがけっこう肝心なところで、6本の筋肉は実は、右手と左手のように必ずしも同じだけ力がある訳じゃないんです。
なので、6本のうちのどこかの筋肉が『少ない力を使って』目をまっすぐにしてくれていたりします。
筋肉を使うと言う事はつまり、目がズレている。
ここまでオッケーでしょうか。
〇頑張りすぎの害
とは言っても私たちってけっこう頑張り屋さんで『もうしんどいから』ってやめることって少なくないですか。
目も例に漏れずかなりの頑張り屋で、例えばこれを読んでいるあなたの目がズレていたとしても筋肉は頑張り続けてくれるんです。
ただ、目も頑張りの限界というのがありまして。
例えばですが、鉄棒にぶら下がり続けていたら、手がプルプルしだしませんか。
それと同じで、目の筋肉もプルプルの状態に近い瞬間というのがあったりします。
はい。ここからが肝心の諸症状です。
- 字を読んでいると頭痛が
- 視力はでるが『しゃんと』しない
- 普段は問題ないが、時よりモノが2重になる などなど
もう『うーん』みたいな感じの得も言われぬモヤモヤが症状としてでてくるのがほとんどです。そして限界値付近までくると上のような症状がでます。
もうね。皆様、頑張りすぎなんですよ。
普段の生活も目も。
〇ではどうしたらいいのか
不安だけ煽って、解決策を書かないのはナンセンス。
と言う事で、覚えておいて欲しいワードがあります。
両眼視機能検査
です。
これは、簡単に言うと右目と左目が仲良くできているかをチェックする検査です。
これをされている眼鏡屋さんはたいてい表記をしているかと思いますので、ご確認の上でお問い合わせしてみると良いかもしれません。
ただし、基本的には病院で何も病気はないと言われているのが前提です。
目は情報を脳で処理しています。そして、その脳に異常がある場合は目に何をしてもしかたありません。
目に病気がある場合も同じです。
めんどくさいってのはわかります。が、けっこう病院に行くってのは大事なことなのでぜひ『大丈夫の免罪符』をもらいに病院へいってから相談をしてください。
皆様が良い眼鏡生活をおくれますように。