イタリアで冬バカンス、北イタリアの世界遺産ドロミーティ山脈で家族旅行~人命救助編 | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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● イタリアで冬バカンス、北イタリアの世界遺産ドロミーティ山脈で家族旅行~人命救助編

こんにちは。内山奈美です。

先月末、冬休みを過ごした北イタリアの世界遺産ドロミーティから、南イタリアのプーリア州マルティーナ・フランカに帰宅しました。晴れ女の私、お天気もバッチリでステキなバカンスとなりました。



イタリア家族旅行記最終回は生れて初めての人命救助(大げさ!)について。私が第1発見者でした。



リフトに乗って例の如くキョロキョロしていたら、真っ白に雪が積もるコース外になぜか黄色いものが・・・



あれ、もしかして人?

と思わず声に出すと私の右にいた夫と左にいた男性が

人だ!

と同時に反応。手を振って助けを求める様子もなく、ピクリとも動かない・・・気絶しているように見えました。



ちょうど携帯を手にしていた男性がすぐ救急へ電話。

リフト上の4名で助け合い、リフト名・そのリフト登り途中のおよそ3合目の向かって右側・途中左手に見える〇〇ホテルより少し手前に倒れている・・・とかなり詳細に伝えられたと思います。

リフト着後、夫が係員に同様のことを伝えました。



一滑りして再び同じリフトに乗ると、既に救助が始まっていました。幸い、深く積もった雪で身動きがとれなかっただけのようです。救助隊員が介助すると自力で立ち上がり、一安心。



広大で何十種類ものコースがあり、国際大会も多く行われているこのスキー場。若い方々がコース外走行しているのを何度も見かけましたが。多少スキーが上手い程度では無謀だと思います・・・



毎日、息子のレッスン終了後は家族でスキーしたのですが。今、スキーが楽しくて楽しくて仕方ないこのかたも・・・猛スピードを出してみたり、少しコース外に出てみたり、要注意の時期です。



特に一人ですと自力で動けない状況になったらおしまいですし、コース外は人目にもつきにくく、今回のように偶然発見されるのを待つしかありません。山の状況はお天気によっても日々変わります。

冬山に行くご予定のかた、安全には十分ご注意下さいね。



思いのほか長くなりましたがこれにて旅行記おしまい。毎回、楽しく無事に旅を終えられることに感謝です^^ ありがとうございます。


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