フランス在住、ミカリュスさんのブログ~日本のおもてなし文化は・・・ハリボテ?? | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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● フランス在住、ミカリュスさんのブログ~日本のおもてなし文化は・・・ハリボテ??

こんにちは。内山奈美です。

3/31(土)、4/1(日)、東京開催の「日本で南イタリアを感じよう!ランチ会」。

明日、無料メールマガジンから募集開始いたします。

前回、即日満席となった人気イベント。今回もステキなお店を考えてます。皆様と楽しくおいしい時間を過ごせますことを今から心待ちにしています^^


(昨年のランチ会での一コマ)

さてそのランチ会のレストランを探していた時、気になったのが、小学生未満のお子様お断り、と記載のあるお店。

ホテルのラウンジとか高級レストランとかならわかります。

でも私が検索していたジャンルはカジュアルなピザや南イタリア料理店ですので。ここイタリアとの違いにビックリして思わず生粋の南イタリア人の夫に報告。夫もビックリしてました。

そんな時に大好きなミカリュスさんの記事拝見。ミカリュスさんはフランス在住です。同じヨーロッパ在住者として頷きまくりの内容。



プーリア海外旅行にいらした女性のお客様からも

子供に優しくフレンドリーな人が多くて助かりました

空港ターンテーブルで近くにいた男性がトランクを取ってくれた

観光中の移動や機内で重い物を運んだり棚に載せようとしたりしていると、近くにいる男性が手伝ってくれた


といったお声をいただくことが多いです。



私は生まれも育ちも日本の日本人ですし、日本を離れて改めて感じる日本の良さもたくさんあります。日本大好き!

でも育児は子供ウェルカムのイタリア暮らしでよかった~と思う。

もちろん大人だけの世界も必要ですし、イタリアにもあります。日伊問わず中には非常識な親子がいるのもわかります。

でも普段のシーンは老若男女、そして子連れ、妊婦さん、お体が不自由なかた等、様々な人がいるのが当たり前な環境の方が自然だし、子育てする上でも良いと私は思っています。



逆に日本は子連れオッケーな所とNGな所がはっきり分断されていて、子連れで気兼ねなく行ける所はすごーく限られている。

それはレストランだけでなく。

日本で育児中の友人や家族と話をしていると、例えば移動中もベビーカーでバスや電車に乗りこんだり、混んでいる時間帯に乗りこんだりすると周りの視線がヒジョー(非情?)に痛いそうです。

でも、妊婦さんや子連れママだって

やむを得ず混んでいる電車に乗らなければならない

ベビーカーなしでは無理な所までお出かけする

そんな日もありますよ。


(旅行の時は毎回ベビーカー持参~18kgを抱っこはつらいので)

電車は皆のための公共交通でしょ。

ベビーカーはたたんで乗るべし、と言われてもね・・・子供、ベビーカー、子供用のオムツやら着替えやらお水やらお菓子やらおもちゃやら入った鞄、ママの鞄・・・これら諸々を一人で抱える??

+ミカリュスさんやVanillaさんも書いておられるように、席も代わってもらえなかったり、駅の階段やバスの乗降でだーれも手伝ってくれなかったりしたら、行動範囲が非常に狭くならざるを得ません。

想像力と思いやりがあればカンタンに解決することだと思う。

子連れ親子を見かけた時、もし自分の奥さんや恋人だったら・自分の子供だったら、と考えてくれる人が増えたら

子供はみんなの宝物、と思ってくれる人が増えたら


嬉しいです^^

※2~3枚目の写真は息子1歳の頃、カプリの郷土料理店にて。

ライブが始まると息子にもタンバリンを貸してくれ、それを鳴らす息子に近くのスイス人ご夫妻もニコニコ温かく声をかけて下さり。

私達のお食事がきたらオーナーのマダムがいらして「私が坊やと遊ぶわ。ママは冷めないうちに食べて」と。ありがたや~

歴史的街区の古い古い道はバリアフリーのバの字もないくらいガタガタだし、オムツ換えシートや子供用いす等ないお店も多く、ハード面は日本より劣るイタリアですがソフト面はあったかい♪

見ず知らずのかた含め、多くのかたに見守られて育児してます^^


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