Ciao dalla Puglia!
4日前の記事にひき続き、再びマルティーナのバスケットボールチーム“ドゥエ・エッセ(DUE ESSE)”の話題です。
昨日も大変エキサイティングな試合でしたので、バスケに興味の無いかたには申し訳ないのですがもしよろしければお付き合いください。
リーグ3位のマルティーナ、今回は敵地コラートでのプレイオフ第2戦。
これに勝てば、リーグ2位のレッジョ・カラーブリア州“ヴィオラ”との対戦へ駒を進める大切な試合です(“ヴィオラ”との前回の試合の様子はこちらをどうぞ)。
今回もチームオーナーのステーファノ一家と共に敵地で応援してきました
1時間ほど前に到着し、ウォーミングアップ中におじゃまさせていただきました。
こんなに近くで選手の皆さんを見学できるなんてファン冥利に尽きます・・・感激
今回は私達の席のお隣がキャプテンのヴァレンティーニ選手という幸運にも恵まれました。
お写真をお願いしたら(←ミーハー)快く応じてくださいました。
私は女性にしては驚かれるほど手が大きい方ですが、それでもヴァレンティーニ選手の方がゆうに関節1つ分以上大きかったです
残念ながらヴァレンティーニ選手は今期の早い段階で怪我のため戦線離脱してしまいましたが、長年マルティーナに貢献してらした実績もあり、今もキャプテンとして後方支援なさっています。
試合開始が近づくにつれ、応援にも熱が入ります。
こんなかわいいサポーターも。
コラートのサポーターも負けていません。
“Pugliese è bello. Coratino è meglio. (プーリア人はいいヤツだ。中でもコラート人は最高だ。)”ですって
イタリアのスポーツの試合は愛郷心のぶつかり合いでもあるのです
いよいよ試合開始、円陣を組んで気合を入れる両チーム。
が、その前に両応援団から会場に投げ入れられた紙吹雪やトイレットペーパーを清掃しなければなりません
試合は前半はマルティーナのミスが多く、やきもきする展開。
マルティーナはたいてい前半は調子が今ひとつなのです・・・。
後半、第3クォーターもコラートの点取り屋、にっくきコルヴィーノ選手をフリーにしてしまって立て続けにスリーポイントを決められる等のミスで、一時は8点差まで開いたものの、取り戻して何とか5点差で終了。
しかし逆転の望みをかけた最終クォーター、ここからは着実にシュートを決め、すごい反撃でした
徹底的なマークのおかげでコルヴィーノ選手のシュートの機会が減るにつれ、コラートの他の選手もあせったのでしょうか、シュートミスが目立つようになりました。
また、早い段階でコラートのファウル数が5に達したため、以降はコラートがファウルをとられるたびにマルティーナはフリースローでも着実に加点。
結果、70対66でめでたく逆転勝利! おめでとう
サポーターも選手もコーチ陣も、全員一緒に抱き合って喜びを分かち合います。
以下、興奮気味で写真がブレまくり・・・ご容赦ください。
マルティーナ応援席に来て称えてくれたコラートの選手や監督にマルティーナサポーターも握手と拍手で応えます。
コラート陣も負けはもちろん悔しいでしょうが同じプーリア勢が勝ち上がることは嬉しいのだと思います。
コルヴィーノ選手もかわいいお子さんを抱いてマルティーナ応援席へ。
試合中は実に憎らしい存在ですが、どんな角度からもシュートを打てるし、その正確性もすばらしい(悔しいけどマルティーナの選手の中でも彼のように正確にシュートを打てる選手はいないと思います)。
それにコルヴィーノ選手はなんと37歳!
選手としては引退してもおかしくない年なのにあのスピードとスタミナ・・・やっぱりただものではありません
というわけでまたしても大変心臓に悪い試合でしたが、最後は歓喜に包まれて幕を閉じたのでした
今回の勝利に伴い、来週の日曜は私達も再びレッジョ・カラーブリア州への遠征が決定。
その様子はまたお便りしたいと思います
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