元日銀理事の山本謙三氏が書いた「異次元緩和の罪と罰」って本が売れているらしいが,当然バリバリの反リフレ派で,SmartNewsで本の紹介文を読んだけど,マトモな議論が書いてある本とは到底思えなくて,買っていない.

 

けど,経済関係の新書では売れている本の上位なんだよな.皆さんは,どういう基準でこういう一般向けの経済書を買っているんだろうか?ちょっと本の紹介文を読んだだけで,財務省に関連が深い人が書いたマトモな経済学の本じゃないって一発でわかるんだがなぁ〜

 

なんか大丈夫なのかな?日本の経済界とか経済関係者って.日本の経済学者達を深く知れば知るほど,より闇が深まって不信感しか湧かないんだが,本当に今後大丈夫なのかな〜特に政界への財務省の影響力が強すぎて,個人的には絶望しか湧かないんですがね.

 

また,東大の教養学部に後期課程があるのを初めて知ったよ.山本氏が教養学部教養学科卒なんだが,大学1,2年生だけじゃなくて,卒業まで教養に居ようと思えば居れるんだね!驚いたわ.分かりやすくぶっちゃけて言うと,進学する学部さえ自分で決めれないやる気が皆無な優柔不断な学生の受け皿ですね〜こりゃ.東大の執行部も大変だなって思ったわ.そんな意味不明の受け皿を用意しなきゃいけないんだから.そういう学生には遠慮せずに退学対応で問題ないと思うけどね.北大には,そんな受け皿はなかったね〜教養終わったら,絶対何処かの学部に決めなくてはいけなかったし,普通は行きたい学部があって,覚悟を持って決めれるけどね.ある程度選択に悩むのはしょうがないとしても,普通決めれるし.山本氏って大学行って何がしたかったんだろうか?普通専門的な勉強をしたいから大学行くんだがねぇ?

 

大学2年生超えても,進学する学部,つまり自分の将来の専門性が決めれないって,根本的な決断力とか責任性が欠如してるから,ある意味大学生として終わってるけど,そういう人が,卒業後,日本銀行にふらっと入行して何故か出世して,理事にまでなってしまう日本の経済界って闇が深いなぁ〜

 

余談ですが,優秀な人ほど組織では出世できないっていう俗説はかなり真理を突いていると思っていますね.