Threadsでは,プロミュージシャンとアマチュアミュージシャンの違いみたいな論争が少し起こっている.

 

自分がそのトピックに興味があって,「良いね」するから学習されて多く表示されると思うのだが,色々と意見があってまあまあ面白い.

 

個人的には,職業でのプロ意識とかって,自分の内側からはなかなか湧いてこない気がする.修士修了後に高周波アナログ回路のエンジニアを目指したが,職場では絶えず,けちょんけちょんに言われるし,1年以上経ってもプロになったって意識は皆無だった.

 

ところが,博士課程に進学した先輩から,高周波回路について電話で相談されたときに,相談内容が,確かネットワークアナライザー見ながらスタブの角度を調整すれば,直ぐに出来上がるような回路だったので,「簡単じゃないですか?」って言ったら,「それはプロだから,そう言えるんだよ!」って言われて,初めて俺ってプロなのか?って意識が目覚めた記憶がある.

 

特にその先輩は,何でも知識があって博学な上に,回路等のハードにも強かったから,敵わないなぁ〜って尊敬していたので,特にビックリした.

 

まあ〜当時は個人でネットワークアナライザーなんて,絶対所有できなかったし,大学の研究室でも持っているところはごく僅かで,例え一時的に借りることが出来ても,そもそも使い方が特殊すぎて,まず使えない.

 

職業としてのプロ意識は,自分の場合,内面からは生じなかった.

 

これって,結構個人差が相当激しいと思うけど,ミュージシャンでも,やっていることはどう見てもプロなのに,自分はプロじゃないって人も結構居そうだな〜って思って投稿記事を読んでいる.