今はお金がとにかく無いので,色々とやるには,安い製品を買ったりしてます.

 

とにかく安いから,C国製の定電圧源とか,オシロを買いましたが,動作はするけど,どこまで信頼できるのか?正直言って全然分かりません.校正用の測定器なんて持ってないので,どこまで正しいかなんて全然分からない.自分が持っているオシロとは別の商品が,トランジスタ技術という雑誌で,この領域では信頼できないって掲載されてましたが,C国製の物ってそういうレベルなんですよ.技術者としての良心がない商品が多いイメージ.

 

ただ,C国製のギター用のデジタルディレイは酷かった.音響機器は校正用の測定器がなくても耳で判断できるので,判りますが,音が非常に悪い.ノイズが酷いとかそういうことは全然無いですが,使うと音がかなり変わる.それも酷い方向に.

 

音楽通を自称する人に多いんですが,BOSSを馬鹿にする人が結構いますが,BOSSは,相当高品質だと思っています.マーケティングの関係から,かなり妥協はしていますが,そういう市場と音質の妥協点を見つけていく姿勢も考慮しても,かなり優秀です.

 

デジタルディレイなんて,アルゴリズムは公開されてるし,粗悪に作るすべがないんですが,C国製のデジタルディレイは使う気にならなかった.

 

なんか世の中,C国は技術的に日本を抜かしたって騒いでますが,技術的な要素とエンジニアとしての良心っていうのが製品には表れてくるんですが,C国製の製品でエンジニアとしての良心って個人的には感じたことが一回もない.

 

一般の人は誤解してるけど,エンジニアリングって技術だけじゃないんですよ.結構哲学的な要素が必要です.哲学的要素って習得に時間がかかるので,技術的な要素だけ真似して追従しているC国には,なかなか追従できないって思ってます.

 

安いから,買っているだけで,お金があったら絶対に買わないもん.信頼できないから.

 

なんかC国製品は凄いって世論を見てると,現状を知らないんだなって凄い冷めた目で見ている.