「あなたの知らないWindowsの1980年代史〜この世界は嘘だらけ〜」川俣晶著をたまたまAmazonのお勧め本に出てきたから,400円ぐらい払って買ってみたが,凄くガッカリした.全部知ってる事だった.ページ数も全然無くて20分ぐらいで読み終わった.

 

あと,どういうソフトで作ったのか知らないけど,電子書籍としては凄く読みにくい.文章がきれいに並んでないから,読んでて目が疲れた.章の見出しもレイアウトがオカシイし,そもそも章や節に番号が無い.かなりやっつけ仕事で書いた感じがする.

 

せめてKindle Unlimitedに入会して読むべき本だったな・・・このシリーズはもう読まない.若いプログラマーや技術者が読んでも分かるように書いてないし,一体誰向けに書いたのか?結構疑問だ.

 

自分は,486CPUが発売された頃から,パソコンを再度使い出したけど,さかのぼってパソコンの歴史も追ってたから,新しい知見は無かった.まあ〜PC-UNIX文化というかUNIX互換OSにどっぷり浸かっていたから,この本で指摘されてたけど,そういうユーザーって当時は超少なくて一般のPCユーザーからはかなり浮いていたことは,読んでみて改めて判ったよ.

 

けれども,時代が少しズレているからなのか,よく分からないけど,自分も当時のパソコン雑誌を結構読んでたけど,嘘は少なかったって記憶してるけどな?筆者と読んでた雑誌が違うんだろうか?

 

今のパソコン雑誌は,種類は滅茶苦茶に減ったし,執筆者のレベルが下がってしまって,逆に全く買わなくなったけどねぇ〜(買ってまで読みたい雑誌が無くなってしまった)けれど昔の方が嘘が多かったんだろうか?最近の方がテキトーなこと言っている人が多い気がするが,正直いって自分には分からない.

 

Macintoshも持っていたけど,TeXとかAwkとかsedのMacintosh版を入れていたから,「お前のマックはマックじゃねえ!」って言われてたけどね(笑) System7(漢字Talk7)って,文房具感覚が凄くあるのが好きだったな.今のPCのGUIには,そういう感覚って無いもんね〜