「安倍晋三 回顧録」を今読んでますが,これは反安倍派の人にも是非読んで欲しい.一国の首相経験者が,ここまで赤裸々にインタビューに応じている例は,あんまり例がないし,一国の首相としての苦悩と覚悟が現れてていて,インタビューとしては物凄く価値があると思う.

 

自分は,どちらかというと安倍支持派なので,読んでいるとかなり哀しくなってしまった.生きてて欲しかったって思ってしまう(泣)

 

自分は,まだ政治・経済は勉強中で,正しいことを絶対に言えるという自信は全然ないけれども,故安倍晋三氏は,ちゃんとした信念と日本国を良くしたいっていう気持ちが強くあったことが凄く伝わってきて,ほんとうに哀しい.色々と意見とか政策への想いっていうのは個人個人違うけれども,最終的には想いとか覚悟の問題じゃないかな?って思います.故安倍晋三氏にも経済的な政策は第一次安倍内閣の時には無かったけれども,その後に勉強し努力されたから,「アベノミクス」って言葉が生まれた経緯もわかる.

 

そういう意味で,故安倍晋三氏が何を考えて,何を思って,政治的な行動をしたのか?っていう意味での貴重な資料だと思う.そこからの判断は個人個人違って当たり前なんだけど,一次ソースとしてはかなり価値があると思う.

 

だから,故安倍晋三氏への反対派の人にも,是非読んで欲しい.かなり細かく言及されているインタビューなので,絶対に読んで損はないと思う.知識とか情報っていうのは,絶対的な武器なんですよ.自分にとって不利益な情報でも,持っているのと持っていないとでは大きな違いが生じるんです.情報っていうのは,本当に貴重です.