とめはねっ! 鈴里高校書道部」は,自分の大好きな漫画家の河合克敏先生の作品です.まあ〜書道漫画なんで,マニアックっていえばマニアックです(笑)

 

自分は,高校で美術選択を希望したのに書道選択になって,掲示板の前で貧血起こしました(笑) 昔から美術が大好きで,高校に行ったらやっと念願の油絵が描けるって滅茶苦茶ワクワクしていたので,相当なショックでしたね.

 

ところがですよ〜何という幸運か!高校なのに先生はちゃんとした書家だったんですよ.高木大宇先生っていわれる方で,この先生に習って,書道が極めて難しい芸術だって分かりました.目から鱗ってこの事ですよ.これには本当に感謝です.人生が大きく広がりました.

 

小中の習字って本当につまらなくて,滅茶苦茶に苦痛だったから,書道の世界を完全に誤解してましたね〜こんなに面白い世界だとは! 下手なりにも頑張って,どうやったら芸術的になるだろう?って考えて作品書いたら,少し褒めてもらえて嬉しかったですね.

 

篆刻までやらせてもらって,本当に面白かった.(後で知ったのですが,印が無い作品は作品として認められないので,篆刻は欠かせなかったのでしょう)

 

とめはねっ! 鈴里高校書道部」を読むと,高校の高木先生の授業が思い出されて,なんか懐かしくなります.題材は書道ですが,かなりお勧めの漫画ですね!

 

余談)

美術の方は,油絵を独学でやるのは厳しくて,自然とデザイン系の方へシフトしていきましたね.ただ,日展は毎年見に行ってたなぁ〜(ここだけは名古屋市在住だった事に感謝です) 今思えば,入場料をどこから捻出していたのか分からないんですがね.お小遣いは,毎月3,000円だったんですが,部活の後に皆でアイスを食べるので,それに付き合っていると,280円のスガキヤラーメンも食べれなかったのにねぇ?

日展は,一人で行って,一枚一枚黙々と考えながら見るっていうアホな事やってたんで,5,6時間かかってたんじゃないかな?日展は展示数が多いから,真面目に見ると,結構時間がかかるんですよ.こんなのに付き合ってくれる人なんて居ないから一人で行ってた(笑)