高専は,結構昔から国費留学生を受け入れていて,50人程度のクラスに大体2,3名程度の受け入れを行なっています.自分は結構留学生対応の係だったことが多かったのですが,結構大変でした.

 

国費留学生は,そもそもの試験が難しいので,大抵の留学生は英語は出来るし日本語も優秀な子はN2(日本語検定2級)持っていて,相当優秀だったのですが,それでも特別な指導が必要でした.

 

さっきニュースアプリで知ったのですが,中国人の高校留学生の数が増えてきたとの事で,学生の2割を超えている学校もあると聞いて,教員が留学生対応で倒れないのか?心配になり投稿しました.N2持ってると普通にコミュニケーションは取れますが,N2取得って結構難しい.

 

ただでさえ,教員は残業代は給得法(1972年から施行)により支払われないのに,業務は増加するばかりで残業時間80オーバーはザラにあるという実態ですから,心配になります.労働基準法の過労死ラインの残業時間がたったの80時間と知って,びっくりした記憶があります.振り返ると,よく過労死しなかったと思います.

 

私立の高校は残業代はでるのかな?ちなみに高専教員は給得法ではなく,別の法律により残業代が支給されません.

 

クラスの1割程度が指導の限界かなぁ〜って個人的には思いますが,どうなんでしょうか?