休職して,うつ病状態が少し良くなって来て,政治とか経済とか経理とかを人生で初めて腰を据えて勉強をしていると思うんですが,物理学とか工学に比べて,はるかに易しいってことです.司法試験とか公認会計士試験の本当のレベルは分かりませんが,不躾ですが基本的にほぼ暗記でいけるって思ってしまう.計算もありますが非常に単純です.高校数学レベルで理解できる.兄が弁護士だったので,いろいろ苦労話を聞いたりしてるから司法試験って論理が重要だっていうのは分かっていますが,数学や物理学や哲学に比べると全然易しいって思っちゃう.

 

未だに,相対論の本質的な理解とか,量子論(標準理論)の本質的理解とか,30年間勉強しても自信が全然湧いてこないし,割とガチで研究した電磁気学ですら,一般的な教科書は書けるけど,本質的な理解には程遠くて自分の色が出せないから書く気にもならない.

 

ところが,経済学とかって色々な派があるけど,言っている事はだいたい分かるし,法律関係もそんなに難しくない.法律用語に慣れてしまえば,読むのもそんなに苦労はない.

 

判例を覚えるのが大変だって聞いたけど,そんなのプログラムの世界ではこういうのが常識っていうのは,滅茶苦茶多いから,文法以外の知識って結構必要だし,結局のところ読書量だな?って思ってしまう.

 

結構,失礼な言い方かもしれないが,文系的な知識のみで優秀な人って居るんだろうか?

自分は,成田悠輔先生とか高橋洋一先生とか好きだけど,成田先生は,経済学者だけど,ほとんどデータサイエンティストだし,高橋先生は,理学部数学科卒だし,かなり理系の人たちだよね.

 

東大法学部卒が多い財務省とかが,自分の利権に走るのも,知力が足りないから自分の信念が持てないからなのかな?って思ってしまう.信念を確立するには知力が必要です.

 

大体,国の経済の主軸になる財務省に,法学部卒で行くという彼らのキャリア形成の概念が分からない.普通,経済学を専攻して,試験を受けて財務省に入るでしょ?大学の教授の授業って基本グダグダだから,自分で学べば良いって言うのも分かるけど,それでも1割ぐらいはマトモな先生居るから,それを無視するって神経が分からん.財務省に入ってからの知識は,もう色が付いているから,役に立たんしね.だから,高橋洋一先生のような最初から経済学の知識がある人は,財務省から離れるんだよって思う.高橋先生が,よく言う「法学部卒のバカどもには分かんないだよ」っていうのも結構自分は賛同する.