前から,Kindleとかで電子出版がしたいと思っていたのです.まだ細部は詰めていませんが,LaTeXという組版システムを覚えて良かったと実感しています.

世の中では,noteとかいうアプリで,投稿を続けていると出版の依頼が来るという声も聞きますが,正直いってあんまり現実的ではないですね〜最初から出版目的で執筆するなら,LaTeXは最強です.

組版システムなので,どんな事も知識さえあれば出来ますし,TeXを開発したクヌース先生には感謝しかありません.

素な状態でのTeXというのは,かなり使い辛かったのですが,組版システムとして整備したレスリー・ランポート氏の功績は,歴史に残るレベルです.レスリー氏は,その後にマイクロソフト社に入社したことで,多くの論争が上がりました.しかしながら,未整備なシステムを使用しやすいモノに変えるという視点でレスリー氏の行動を見れば,未成熟なWindowsに対してマイクロソフト社に入社して貢献するという氏の行動は完全に理解できますし,信念としても一貫しております.

 

電子出版というのは,良いですね〜まだまだうつ病状態からのリハビリの段階ですが,執筆作業というのは,良いリハビリになります.自分のペースでやれるし,知的なリハビリとしては最適ですね.