高専では,古い時代に大学教育を受けた先生が多いから,卒業論文はLaTeX指定という研究室も多い.
おそらく大学でも,同じようにLaTeX指定の研究室が,まだ多いだろう.
自分の卒業論文の時は,まともに数式が打てるソフトは,Macintosh上でしか動作せず,しかもとても高価だったから,MS-DOSでも動作するLaTeXしか選択肢が無かった.
今は,数式の美しさを気にしなければ,MS-Wordで十分事足りる.
(ただ,卒業論文用のWordのテンプレートは絶対必要だけど...)
だから,自分の研究室では,卒業論文を書く方法は指定しなかった.
もうさすがに鎮火したと思うけど,昔のネットでは,LaTeXとWordの論争があって,かなり不毛だった.
(あと,基本的にTeXは組版ソフトなので,比較するならPageMaker などの出版用ソフトだと思う.)
この論争の時に,話題に出てなかったと思うんだが,LaTeXの本当の便利さって,自動処理で大量の文書を作る時に発揮される.
自作したプログラムでLaTeXのソースを自動生成して,文書を作成する用途には,めちゃくちゃ便利なので,今でも自分は,LaTeX使っている.
今は,PDFっていう共通の文書ファーマットが,普及して定着しているんで,PDF作るのに何を使っても良いと思う.
(高専は古い技術の溜まり場だな〜って思ってる.)
最後に,ChatGPTがLaTeXのコマンドをまだ理解しないので,困ってるなぁ〜
理解してくれると更に便利なんだけども...