いや、正確には割礼させてきた。Kaiに。

割礼(かつれい)とは、ユダヤ教とかイスラム教などの宗教儀礼や通過儀礼でやるもの。
(高校生のとき社会だか倫理の授業で習ったよね?)
おチンチンの先っぽの皮を切り取ります。
現代では宗教的理由じゃなく衛生上の理由で息子に受けさせる人が多い。

Benはユダヤ教ではないけどユダヤ人(民族として)。
ユダヤ系は母系で受け継がれるので
母親がユダヤ人でなければその子供はユダヤ人ではない。
だからKaiはユダヤ人じゃない。
というわけで、うちも衛生上の理由で受けさせました。

新生児は体重が3kg以上あれば部分麻酔ができる。
できるだけ早めにやったほうが赤ちゃんの神経が発達してないので
術後もほとんど痛みなく過ごせる。
というわけで、ベルギーの病院では割礼やるなら生後15日以内を推奨された。

今は私の実家の母が来てくれてるので、母も一緒に病院へ。

うちの母、天然なんだよねー。
いくら説明しても割礼がどーゆーものか理解できない。

母「割礼って何?」

先っぽの皮を切り取ること。

母「先っぽってどれくらい?」

うーーーん...
勃起するとむけてくる部分の皮あるでしょ。あそこ。

母「何のためにやるの?」

皮がないので、チンチンの先っぽが常に乾いた状態で皮膚が強くなる。
皮がないので、皮の中の部分にゴミがたまらず、清潔を保ちやすい。
皮がないので、包茎には絶対ならない。
大人になった時、女子に好まれるおチンチンが出来上がる。(これは母には言ってない)

母「でもさ、皮は大人になったら自然にむけるんでしょ?なんで今やるの?」

えぇ… 自然にむけるのと、皮を切除するのは違うのよ。
先っぽはさ、基本的には勃起してる時しか表に出てこないでしょ。
だからむけるのと皮を切って先っぽが常に出てる状態にするのとでは違うの。

母「ふーん。てゆーか、皮ってどこの部分の皮?」

だーかーらぁ…勃起した時にむける部分だってば。
ママ、勃起してない状態としてる状態のおチンチンの違い分かるよね?

母「うーん、わかると思うよ。でもそこを切るってのがよくわからない。てゆーか包茎って何?」



はぁ…



母と男性器について会話したのは初めて。
にも関わらず何度「勃起」という言葉を発したことか。
4人も子供産んでて、しかも2人は息子なのに
男性器のことをあまり理解していないようだ。

Benは噛み合わない母娘の下ネタトークを傍観しながら
気まずそうにニヤニヤしている。

Benのを見せて説明すれば一目瞭然なんだけど
さすがにそーゆーわけにもいかず。
そうこうしてる間にKaiの手術は終了。
先っぽが真っ赤で痛々しいけど、本人はお気楽な顔してる。
よかった。

結局うちの母は割礼を理解しないまま会話終了。
母よ、中学校の保健体育の授業を聴講してくれ。