あらおクリニックは形成外科ですので、粉瘤をはじめとする皮膚腫瘍の方が多く来院されます。
大変なのが、感染を起こしている粉瘤です。
赤く腫れ上がって、痛みが強いです。
切開して膿を出す方法が一般的で、当院でもそうせざるを得ない時が有りますが、
もし可能性があれば、「くり抜き法」を利用して全摘出にトライしています。
粉瘤の「ヘソ」の部分をダーマパンチという器具でくり抜き、その穴から粉瘤の袋を取り出す方法です。
切開するだけだと、傷が塞がるまでに2週間以上かかることもありますし、再発しますので・・・
全摘出が出来れば、傷の治りがいいし、再発のリスクも大幅に減ります(感染していると壁の一部が残存してしまい再発する可能性はゼロには出来ません)。
そんなくり抜き法で、右腕の大きく腫れ上がった粉瘤を治療してみました。
10日後にはカットバン処置になり、20日後にはこんなに綺麗に治りました。
とはいえ、ベストなのは感染する前に(コロッとした状態の時に)手術することです!感染してからだと色々と大変になりますので、近所の皮膚科で「放って置いていいよ」と言われていても、粉瘤と診断がついていれば勝手に消えてなくなることはなく、いつか感染して大変なことになりますので早めの受診を衷心よりおすすめ申し上げます。
あらおクリニック
院長 荒尾直樹
045-983-4112