取りたいのに、断られてしまうシミ。
これは、大きく分けて二つに分類されます。
一つは、シミのように見えて実はシミではないものです。
ニキビ跡やケガの痕など、炎症が起きたあとに出てくるシミのようなものは、「炎症後色素沈着(PIH)」といい、いかにシミ取りに適したQスイッチレーザーといえども効果がありません。
レーザーでとれるシミ(老人性色素斑)かPIHかどうかの診断は、ダーモスコープという皮膚科の診断機器で行います。
あらおクリニックでは、シミの診断の精度を上げるため、全例でダーモスコープ検査を行っています。
炎症後色素沈着の治療は、美白剤と高濃度ビタミンAの組み合わせで、トレチノインよりも皮膚の反応を少なくしながら出来るようになりました。
ではもうひとつは
まぶたや目のキワ、いわゆる「目にレーザー入ると怖いゾーン」です。
あらおクリニックではこのような部位は、点眼麻酔(目薬)をした上で目を保護する器具を使ってレーザーを当てます。
レーザー得意なクリニックを謳っていながら、「ギリギリで怖いからレーザー当てられません!」などとは恥ずかしくて言えませんからね。
ただし!瞼は大したことないですが、目のキワは結構痛いので痛みに弱い方は麻酔注射してからレーザーしましょうね。
あらおクリニック
院長 荒尾直樹
045-983-4112