「転んで顔を擦りむいてしまった!」とのこと。
早速診察。
頬に大きな擦り傷、歯も折れてしまっていました。
こういった場合、気を付けなければいけないことがあります。
一つは、傷の中に砂利などの異物が入っていないかということです。
痛みがあると傷をきちんと観察することができないので、
1箇所に注射するだけで広範囲を麻酔できる「ブロック麻酔」をまず行います。非常に細い針を使いますので痛みはわずかです。
そして、麻酔が効いて痛みがなくなったところで傷を綺麗に洗い、明るい手術用ライトの下で丁寧に傷を観察し、異物がないかを確認します。
異物を残したまま傷を治すと、いれずみ状態(外傷性刺青)になり、レーザーなど複雑な治療が必要になるので注意が必要です。
もう一つは、顔の骨の骨折がないかということです。
転んだ場合、頬の骨とアゴの骨が要注意です。
形成外科は顔の骨も専門に扱っている科ですので、視診・触診・問診でレントゲンなしである程度の診断が可能です。もちろん、レントゲンやCTが必要と判断された場合、すぐに提携している高度医療機関へ紹介できます。
さらに、歯が唇を貫いていないかもチェック。OKです。
幸いこの方は骨折はありませんでした。
しかし上口唇が切れていたため、細いナイロン糸できれいに縫合しました。
すり傷は、消毒・軟膏処置では痛いし治りにくいので、創傷被覆材を使用して早く、きれいに治します。当院では、不必要な消毒は一切おこなっておりません。
お顔のケガは、形成外科専門医にお任せ下さい。
あらおクリニックは、急患も随時受け付けておりますので、まずは電話にてお問い合わせくださいね。
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あらおクリニック 形成外科・皮膚科
横浜市青葉区しらとり台1-7(青葉台駅徒歩3分)