あらおクリニック院長の荒尾です。
寒い時期、布団を温める湯たんぽは冷え症の方の強い味方ですが、使い方によっては低温やけどをおこしてしまいます。
湯たんぽのように「体温より少し温かい」ものは、あまり熱さを感じにくいのですが、長時間肌に接しているとじっくりとやけどが進行してしまいます。
このやけどのことを低温やけどといい、通常のやけどより深くまでダメージがあることが特徴です。受傷したときには皮膚表面はあまり変化はないのですが、ずっと時間がたってから皮膚が壊死してしまいます。
湯たんぽは、布団に入るときに取り出してくださいね。
この先、写真がありますので苦手な方は読むのをやめてください(><)
湯たんぽで低温やけどをしてから二ヶ月の状態です。
軟膏、消毒では治りません。

壊死してしまった皮膚を取ってしまいます。脂肪の層までダメージを受けてしまっていました。

このあとの治療は、残りのダメージを受けた組織が融解して、きれいな肉が上がってくるのを待ちます。その後、周りから皮膚が伸びてきてふさがります。時間はかかりますが、植皮のように別の場所に傷を付けないでもいい治療方法です。
治るまでの間は、特に日常の生活に大きな制限はありません。
やけどの治療は、形成外科のあらおクリニックにご相談くださいね。
あらおクリニック
院長 荒尾直樹