こんんちは。あらおクリニック院長の荒尾です。
あらおクリニックでは、ニキビ治療、ニキビ跡治療に力を入れておりますが、ニキビ跡を残さないようにするためには、ニキビのすべての段階でのケアが重要です。
ニキビの最初の段階として、毛穴の入口が詰まって、皮脂が毛穴に溜まってしまいます。ニキビのいわば始まりの状態です。小さく盛り上がったり、白く見えていたりします。
皮膚に住み着いているニキビ菌(アクネ菌)は、普段は悪さをしないのですが、詰まった毛穴の中では皮脂を食べて大繁殖してしまいます。
そうすると、ニキビは炎症を起こし、赤く腫れ、「赤ニキビ」の状態になります。
この炎症がひどくなると、自ら潰れてしまう、またはまわりの組織を破壊してしまいます。この最後の段階までニキビが悪化すると、ニキビ跡になる可能性が出てきます。
ニキビを悪化させるのは、「紫外線」「睡眠不足」「タバコ」なので、 UVケアと規則正しい生活が治療には重要です。
近年は治療薬が進歩しているので、段階に合わせて上手に使うことでニキビを改善し、出来にくい肌を作ることが可能になっています。
最初の段階、毛穴のつまりを改善/予防する治療として
ケミカルピーリング
合成レチノイド「ディフェリンゲル」
ホームケア用ピーリング石鹸「ピールソープ」
皮脂の分泌を抑える治療として
ボトックス(ボトックスを特殊な方法で皮膚に注射します)
活性保持型35%ビタミンCクリーム 「ASVCクリーム」
アクネ菌を抑える治療として
抗生剤入りゲル「ダラシンTゲル」、
抗生剤入りローション「ナジロキサン(アクアチム)ローション」、
内服用「ルリッド(ロキシスロマイシン)」
BBLアクネトリートメントなどがあります。
ビタミンCは活性酸素を抑える効果もありますので、炎症が起きているときには積極的に使いましょう。
超高濃度ビタミンC点滴、などもおすすめできます。
大きく腫れ上がってしまったニキビは、レーザーで排膿してしまうと、早く改善し跡も残しにくいです。時々「先生、排膿して!」と駆けこんでらっしゃる方も。処置は5分もかかりませんので、お急ぎの場合はお電話ください。出来る限り対応します。
ニキビ治療は、抗生剤以外はほとんど保険が効きません。最近になってようやく、ディフェリンゲルが認められたくらいです。ケミカルピーリングやイオン導入は、残念ながら保険で認められるのはまだまだ難しいでしょう(皮膚科学会は、ケミカルピーリングを治療のガイドラインで推奨しているのに!)。
あらおクリニックでは、ニキビを総合的に治療するための多彩なメニューを取り揃えています。
〓荒尾 直樹〓
あらおクリニック 形成外科・皮ふ科
045-983-4112