レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -852ページ目

バックドロップもあるクラブ

この季節がくると、高校時代のクラブを思い出す。

僕は、剣道を放り出して新体操部に所属していた。

今は知らないけど、インターハイも国体の種目にもちゃんとあった。

ただ、選手人口は恐ろしく少ない。

大阪で2,3校くらいしかなかったと思う。

まわりからは、簡単にインターハイや国体にもいけるよな、いいよな、と言われた。

選手人口が少ないから楽かというとそうでもない。現実はそんなにあまくない。

冬場はウォーミングアップとして8Kmを走る。そこからが練習。

8Km走っただけで、ヘラヘラ。

なぜ8Kmかと言うと、僕の高校は堤防沿いにあり、学校をうまくはさむように2箇所に橋があった。

一方の橋を渡って向こう岸へ行き、もう一つの橋を渡って学校に戻ってくるとほぼ4Km。

それを2往復する。

正月以外は練習がある。試験前もへったくれもない。

朝練は当たり前、学校内には合宿施設もあった。

毎日のように誰かが怪我をする。

僕も伸身後方宙返り、通称スワンの練習中に、両膝から落ちたことがある。

やけに滞空時間が長いように感じた。感じよく体を引き上げたつもりが

思いっきり低空飛行したんだろうね。

マット上だったので、膝がはれ上がった程度ですんだ。

ただ、歩行時は1週間ほど、ムーニーマンに異物をはさんで歩く幼児のようであった。

バックカットという技の練習中(今はそんな言い方しないんだろうな。ジャッキー映画によくでてくるんだけど、バックハンドで手をついた瞬間、体をくの字に折り曲げるやつ)、見事に後頭部から落ちたこともある。

バックドロップをくらったようなものだな。マット上だったが、一瞬、幽体離脱してしまった。

もう一つ思い出した。

ツイスト(これも、今はそんな言い方しないんだろうな。説明しがたい)をし損ねて顔面から床に落ちた。

これは体育館の床だったので、完璧に気を失った。

気がついた時は、周りにみんなが集まってガヤガヤしていた。

幸い、頬を打ちつけたくらいで、骨に異常はなかった。多分、頭も・・・ちょっと自信はないけど・・・

これが、全て凝縮したように8月に起こった。

多分、国体予選の練習中だったような気がする。

チャビー・チェッカーのツイストのように軽快にリズミカルにはいかない。

ともあれ、物すごくスリリングなクラブだった。

今日のオールディーズ・バット・グッディーズ
Chubby Checker - Let's Twist Again - 60's