町の本屋よ!頑張れ!
ブログで薦めて頂いた本を求めて、
知人の経営する本屋へ行ってみた。
小規模の本屋の品揃えを改めて見てみると、
名作と言われているものであろうがなかろうが、
一昔前の本は置いていない。
外国文学はさらに置いていない。
で、やはりお薦め本はここにも置いていなかった。
知人にそれを言うと、
「この程度の坪数やで。流行の商品と雑誌を置くだけで精一杯やがな。
資金的な問題もあるし。しょうがないで」と。
確かに小規模の本屋は、限られたスペースに
どれだけ売れそうな本を効率よく置くかという事に頭を悩ませている。
特色を出せ、何かに特化せよ、と言われても
どうしても「売れ易い売れ難い」という天秤にかけてしまう。
あまり「売る」という発想はないように思う。
「売れる」が基本のような気がする。
結果的に金太郎飴みたいな本屋ができあがる。
どこに行っても、同じような品揃え。
わざわざ行こうという本屋ではなく、
ついでがあれば寄って行こう的な位置づけをされてしまう。
わざわざ来てもらえる店づくりをするには、相当な努力と根気がいる。
さらには、資金的な体力もいる。
今の本屋にどれだけの体力が残っているのか?
明日は、今後の対策を練ろうということで、
違う知人の経営する本屋に出向く約束をしている。
僕が学生だった頃(品揃えはどこも似たり寄ったりだったのかも知れないけど)、
本屋は活気に満ちていた。
店内に入ると、本は宝物のようにきらめいて見えた。
町の本屋よ!頑張れ!
